1 熊本都市圏の渋滞解消に向けた県市トップ会談について
2 下水道管路の全国特別重点調査の進捗状況について
3 マサイキリンの誕生について
4 火の国まつりについて
5 質問
(1)幹事社代表質問(西日本・TKU)
(2)各社質問
会見録
市長発表
はじめに、「熊本都市圏の渋滞解消に向けた県市トップ会談」についてお知らせいたします。モニターをご覧ください。
先月29日の県知事の定例記者会見で発表されましたとおり、木村知事と私による「熊本都市圏の渋滞解消に向けたトップ会談」を8月26日に熊本県庁で開催いたします。熊本都市圏の交通渋滞対策については、これまでも県や近隣自治体と連携して取り組んでまいりましたが、県市間の連携をさらに深め、近年の交通状況の変化に速やかに対応できるようにするため、私と木村知事が直接意見交換を行う「県市トップ」会談を、昨年度は3回開催しております。
その中で、私から熊本都市圏の課題を共有し、今後の取組等について継続的に議論するため、「定期的なトップ会談の開催」を提案していたところ、木村知事からも、主要な渋滞箇所が集中している熊本市との連携は不可欠と「トップ会談」を提案されたことで、今回の実現にいたりました。これまで、県市調整会議において、交差点改良などの短期対策の具体箇所や、道路ネットワークの構築、公共交通の機能強化など中長期対策の方向性についてお示ししてきましたが、今回の「トップ会談」では、その取組状況や今後の方針などについて、知事と率直に意見交換したいと考えております。
熊本都市圏の渋滞解消には、県と市の緊密な連携が不可欠です。今後も定期的に「トップ会談」を開催することで、県市間の連携をより一層強化して、具体的な対策を着実に進めてまいります。
次に、「下水道管路の全国特別重点調査の進捗状況」についてお知らせいたします。こちらのモニターをご覧ください。
令和7年1月に発生した埼玉県八潮市の大規模な道路陥没事故を受けて、国土交通省から全国の自治体に要請があっておりました「下水道管路の全国特別重点調査」について、優先箇所の調査が完了し、異常がないことを確認いたしました。
優先箇所とは、国の有識者委員会の提言において、八潮市の道路陥没事故の現場と類似の構造、あるいは、地盤条件の箇所など4つの条件のいずれかに合致する箇所とされており、本市では、そのうち管路の腐食しやすい箇所として、過去の調査で「コンクリート表面の荒れ」が確認された区間を優先箇所としています。次のモニターをご覧ください。
具体的には、南区にある南部浄化センター付近に埋設された直径2mの管路の約600mです。カメラ調査による管内部の腐食や劣化の確認に加え、打音調査によるコンクリート強度の確認を行った結果、いずれの調査でも異常は見られませんでした。
今後、優先箇所以外の調査対象箇所についても、来年2月末までの調査完了を目途に、引き続き安全管理を徹底しながら、迅速に調査を実施してまいります。
本市では、市民の皆様が安心して生活できるよう、上下水道の適正な維持管理に全力で取り組んでまいります。
次に「マサイキリンの誕生」についてご報告いたします。
マサイキリンは、ケニアやタンザニアに生息するキリンで、絶滅危惧種に分類されており、日本国内では熊本市動植物園を含む4つの動物園でわずか10頭しか飼育されていない大変希少な動物です。こちらをご覧ください。
そしてこの度、先月17日の深夜に、熊本市動植物園で飼育中のマサイキリン「コナツ」が、元気なメスの赤ちゃんを無事出産いたしました。当園でマサイキリンの赤ちゃんが誕生するのは、父親「シュウヘイ」が平成28年に生まれて以来、9年ぶりとなります。
この出産は、種の保存の観点からも非常に意義深く、大変喜ばしい出来事です。次のモニターご覧ください。
そこで現在、この赤ちゃんキリンの名前を市民の皆様に決めていただく「投票イベント」を実施しております。名前の候補は、生まれた時期と母親の「コナツ」にちなんだ「心夏(ココナツ)」「凛夏(リンカ)」「来夏(ライカ)」「夏季(ナツキ)」「夏愛(ナツメ)」の5つで、8月11日まで熊本市動植物園の正門内の投票箱で投票を受け付けております。
現在、赤ちゃんキリンは順調に成長しており、親子ともに健康状態は良好です。先月30日から一般公開を開始しておりますので、ぜひこの機会に熊本市動植物園にご来園いただき、今しか見ることのできない、かわいらしい赤ちゃんキリンをご覧いただくとともに、赤ちゃんの名前を決める温かい一票を投じていただければと思います。
この新しい命にふさわしい、素敵な名前を届けてくださることを心より願っております。
最後に、「第48回火の国まつり」についてご報告いたします。
8月1日から3日にかけて開催した「火の国まつり」ですが、新市街で行われた有名お笑い芸人によるステージイベントや、各アーケードでのこどもチャレンジブース、縁日のほか、花畑広場では飲食ブースやプールが設置されるなど様々な催しが開催され、街なかは大いに賑わいました。
メインイベントである、おてもやん総おどりには、55団体、約4,800人の皆様にご参加いただき、昨年を大きく上回る約11万5千人の方々に観覧いただくなど大変熱い盛り上がりを見せて、多くの皆様に熊本の夏をお楽しみいただけたのではないかと思っております。
改めまして、火の国まつりの開催にご支援、ご協力をいただいた関係者の皆様に、厚くお礼を申し上げますとともに、おてもやん総おどり翌日の「街なか清掃」にご参加いただきましたボランティアの皆様に対しましても、重ねて感謝申し上げます。
私からは以上です。
質疑応答
※準備が出来次第、掲載します。