それでは、ただいま上程されました議第三百九十五号につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。
去る十一月二十一日に閣議決定されました「「強い経済」を実現する総合経済対策」において、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者を引き続き支援するため、重点支援地方交付金の拡充や子ども一人当たり二万円を支給することなどが示されました。
これを受けまして、食料品をはじめとした物価高騰対策にスピード感を持って取り組むこととし、商店街等団体や企業等が実施する物価高騰対策プレミアム付商品券事業に対する支援のほか、子育て世帯に対する物価高対応子育て応援手当の支給に要する経費を計上しております。
このほか、道路、河川、公園等における防災・減災、国土強靱化等への対応に要する経費を計上しております。
以上が補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源として、それぞれの歳出に見合う国・県支出金や市債を計上しますとともに、一般財源として繰越金を充当しております。
この結果、一般会計において百四億三千五百万円の増額、補正後の予算額は四千四百二十二億六千三百九十二万円となり、補正後の予算を前年同期と比較いたしますと、特別会計や企業会計も含めた全体の合計額では五・六%の増となっております。
以上で説明を終わりますが、何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げます。