【記者】令和7年8月豪雨でサイレン吹鳴が遅れた件について、今日付で処分されたとのことですが、改めて受止めと、今後に向けての考えをお聞かせください。
【市長】今日処分させていただきました。もう少し早い時期に処分するべきではないかという声もあるかもしれませんが、今回、検証委員会の方できちんと検証していただき、11月中旬にその報告書をいただきました。議会でもきちんとしたご議論をいただいたうえで処分を行うということで、今日に至りました。
危機管理体制は、熊本地震の経験もそうですし、その前の九州北部豪雨でもそうですが、我が市としても強化してきたところです。ただ、こうしてヒューマンエラーといいますか、こういったものも含めて常に起こるんだということは、不断に我々が見直しをしながら防災力を向上させていかなければならないことを改めて突きつけられたと思っています。
少し判断が遅れることによって市民の皆さんの生命・財産を失わせることになってしまうという、非常に強い危機感や緊張感を持って、我々は危機管理に全力で取り組んでいかなければいけない。そういう反省を持っております。
今回の処分をきっかけに、さらに組織体制を見直し、また、引締め、管理体制も含めて大幅に改善しながら、市民の安全安心につなげてまいりたいと考えています。
【記者】林野火災の注意報と警報制度を新設されたとのことですが、経緯と想いを聞かせてください。また、他の市町村を参考にされたのかを併せて教えてください。
【市長】林野火災は、海外でもそうですが、国内でも、次々にどうしてこんなに林野火災が起こるんだと多くの皆さんが感じられていると思います。やはりこういったものに対処していくためには、火入れやたき火などの人為的な使用によってどんどん広がっていくという強い危機感があります。
今年1年も含めて、ここ最近の林野火災を考えると、これは何らかの形で市民の皆さんにきちんとしたアラートを発令して、分かりやすく警戒していただく必要があると考えました。内部的にもいろいろ検討した結果、これからまた乾燥して、火災が非常に増える時期でもあります。熊本市内は、随分都市部で開けている部分ではありますが、とは言え、金峰山や立田山、託麻三山、雁回山など近くに林野がありますので、皆さんに気をつけていただくためにも、林野火災警報を出したときには火は使わない、と皆さんに思っていただいて、熊本では絶対に林野火災を起こさない。そういう強い決意で今回条例を改正させていただきました。
【記者】これは独自で新設されたものですか。
【市長】はい。条例ですので独自でやっていますが、当然、消防庁や関係機関とも連携をしていますので、恐らく全国でも同じような取組をなさっているのではないかと思いますが、熊本市は12月に改正して、1月1日から早速発令できるようにしようということで、今回議会にお諮りさせていただいたということです。
【記者】YouTubeを始めた意図と、動画の方向性や内容についてお聞かせください。
【市長】内緒です。内緒と言うほど大したものではありませんが。
ただ、動画はかなり伝わるなと。テレビはもちろんそうですし、映像の力は結構大きいと思います。
私も文章・テキストで、できるだけ表情が分かるような形で、これまでX等で発信しましたが、もっと皆さんに、市政のいろいろなトピックスに関心を持ってもらいたいこと、また、こんなこと知らなかったということをもうちょっと知ってもらいたいなということや、市長ってこんな感じなのかということ。
議会だけの姿や記者会見で謝罪している姿ばかりをご覧の皆さんからすると、辛い仕事なんだというネガティブなイメージを持たれる方も多いと思うのですが、もちろん大変なことが多いですが、こうやって明るく楽しくやっている部分もあるということや、日常の息遣いみたいなものも少し知ってもらえればということで始めました。
第1回目はやや真面目な感じでやらせていただいて、チャンネル登録が伸びればいいなと。
自分で編集しましたが、テレビ局の方たちを尊敬します。今撮って、夕方のニュースで流されると思いますが、私にはとても無理です。もう、神ですね。そういうリスペクトが沸いてくるので、自分でやってみるというのは大事ですね。
他の政治家のYouTubeを見ていると、照明もばっちり当たっていて立派なんですよ。普通はどこかに頼むのですが、家には何もありませんから、自然光でどこまでできるかと思っていろいろやってみました。何とか許容範囲かなと思っています。
ただ、今後はテレビ局の皆さんにもいろいろ教えてもらいながら、編集のテクニックや映し方、記者さんがよくされる見出しで引きつけるようなテロップの出し方。バズるようなものを考えてみたいと思います。
正直、スマートフォンを使って自撮りで撮影したので、何かもうちょっといい方法はないかなと思っていますが、しばらくは手作り感満載でやってみようかなと思っています。ぜひご覧ください。
【記者】今日、一部報道で、給食費無償化について一律1人当たり月5200円で合意したとありましたが、受止めをお聞かせください。
【市長】元々昨年の2月に3党間で合意して、学校給食費の無償化を来年の4月からスタートするということを口頭間で約束されたわけです。どう政権が変わろうが参議院選挙を経ている約束ですので、当然、約束に基づいて確実に国で履行していただけるように、全国市長会や指定都市市長会でも、小学校あるいは中学校も含めて給食費無償化についてぜひ全額国費でお願いしたいと言ってまいりました。
12月の初めぐらいになって、何か地方に負担を押しつけるような案が考えられているということがありましたので、それには私も強く反発させていただきましたし、全国市長会の会議等でも申し上げましたし、報道の皆さん方にも申し上げてきました。
ただ、今回、こういう形(国の負担)で決着することになったということは、一定の評価はしていいと思っています。
ただ、基準額がいくらになるのかがまだはっきりしませんので、中身はこれからしっかり確認していかないといけません。当初示されていたのが、小学校で4700円ということですが、これは2023年の文科省の調査結果です。基準額5200円程度を軸に検討しているということですので、その分毎年見直しを行うことも含めて考えるということは一定の評価ができると思います。
ただ、恐らくこの基準額を平均ぐらいで考えることになると、多くの自治体はこの基準額に届かないのではないかと思います。そこの部分は保護者に負担を強いることになるのかどうなのか。全額云々とは言っていますが、果たしてそこがどうなのかというのは、これからの制度設計を見せていただきたいなと思っています。
我々としても、次の議会で予算を上程しなければならないという非常にタイト(なスケジュール)であり、まさに予算編成をやっている最中でしたので、どういうことになるのかはぜひ早めにお示しいただきたいと思っています。3党間で合意したという報道は見ましたが、まだ正式に政府や国から通知が来たり方針が示されているわけではありませんので、まずは早くお願いしたいということ。
それから、市町村の給食運営に支障をきたさないように、きちんと物価動向など給食の実情をしっかり踏まえていくこと、それから、全国で差が出ないようにということを常に申し上げてきました。ここの部分に関しては、お願いしたいなと思います。
この差額の部分で、例えば特徴的にオーガニック給食をやっているとかはあれかもしれませんが、おいしい、そして質の高い安全な給食をこどもたちにしっかり提供する。それは、国がきちんと義務教育の間は面倒見ますということを、明確に示す姿勢が必要なんだろうと思います。
合意されたのであれば、今後より具体的な案になっていくと思います。まずは、小学校だけという話もありますが、3党合意の中では中学校もちゃんと入っていますので、そこは今後きちんと速やかに対応して、再来年度には中学校も含めてこういう形でいきますということができるようにぜひ検討していただければと思います。
国からの通知等々を受けて、私としては本市の対応案を考えたいと思っています。
【記者】火災予防条例の改正について伺います。改正した旨の周知、また、発令時にどのように市民の皆さんに周知するのか。この2つの周知方法について教えてください。
【市長】まず、発令の指標があります。例えば、前3日間の合計降水量が1mm以下かつ前30日間の降水量が合計30mm以下など、非常に乾燥している状態があると注意報です。それから、(警報は)さらに強風注意報が発表された場合ですので、こういうものと連動して、恐らく報道機関に対して投げ込みをすることになります。あるいは、発令の際には発表という形を取らせていただきます。そうしますと、恐らくテレビや新聞等でも、発令されたことを報じていただけるということ。また、熊本市消防局のホームページやLINE・SNS等情報発信ツールで市民の皆さんにすぐ危険・注意を喚起することを早くやりたいということです。
それから先ほど申し上げたように、ある程度対象区域があります。例えば、中央区では龍田山地区、東区では託麻三山、北区では金比羅山、西区では金峰山、南区では雁回山など各地域にありますので、そういった対象区域についてもきちんと明示しながら注意喚起していきたいと思っています。
発令の判断は、基本的に発令者は市長になりますが、より機動的に発令ができるように消防局長の専決事項としました。当然、事前に警報発令の兆候がある場合には、消防局長から私に連絡が来ることになっていますが、それを踏まえたうえで現場で判断して、条件が揃えば消防局長の判断で発令することにしています。
【記者】プレミアム付商品券について伺います。全国的にもおこめ券にしたり、プレミアム付商品券にしたりやり方が分かれているようですが、改めて市でプレミアム付商品券とした理由を教えてください。
【市長】まず一つは、経済対策も含めてとにかく家計の負担を少なくするためにどうしたらいいかということで、それも早く対応しなければいけません。ちょうど12月議会で閣議決定されたときには、今議会が始まっている状況でしたので、この中でできるだけ最短で、速やかに手続もできて、そして、早く市民の皆様に届けられる方法は何かと様々考えたときに、これまで実績のあるプレミアム付商品券にしました。
これが物価上昇対策のベストだと思ってやったわけではなく、とにかく時間的制約と財政的な制約がある中で、やはり物価上昇に対して非常にお困りの皆さんに対して少しでも早く対応できるようにしようということで決定しました。
恐らく、例えばおこめ券も含めてこれから多くの自治体でいろいろ考えられると思いますが、実際に各自治体への配布時期もまだいつになるか分からないということも12月に言われています。そうなると我々も制度が作れませんし、数も多いので、恐らく今議会で議決することはできませんでした。
実際に我々もいろいろ検討する中で、事務経費のことも言われています。例えば、プレミアム付商品券ですと、発行のコストはかなり低いです。発行団体における事務費が、事業費全体の約9%ということなんです。何とかその範囲の中でできるのではないかと、今、想定しています。
一方で、おこめ券をもし熊本市でやるとするとどのぐらいかかるかというと、既に全世帯におこめ券を配布している自治体として世帯数が最も多いのが尼崎市です。尼崎市が熊本市と比較すると、発行の規模として大体71%の人口です。ここを参考の事例にすると、経費の総額が5億1000万です。15億円を例えばおこめ券として配布すると、総経費が5億1000万円ということで事業費の34%なので、プレミアム付商品券のほうが恐らく皆さんに対してメリットが大きいだろうと思います。それから、発行実績があったこと。
もう一つは、経費が高くなることもありますが、まずスピーディーにということと同時に、過去にアンケート調査も実施していまして、実は今までにプレミアム付商品券と同様の事業をやってきています。そのときに市民アンケートをとっています。議会でも経済観光局長答弁の中で少しご紹介したと思いますが、食料品や日用品など日常の買物に利用された割合が極めて高かったということです。それから、家計の支援になったと感じている方が多数を占めたということで、そういった結果もあります。
こういう実績も踏まえて今回の事業についても一定の生活支援の効果が見込めると判断し、スピードと過去の実績、そして、経費率の低さが決め手となって、今回上程し、可決いただきました。
【記者】熊本西環状道路についてかなり(渋滞が)緩和されたと思いますが、市長の受け止めとしては想定どおりなのか、いかがでしょうか。
【市長】ここは当然(交通量が)増えていくだろうと思っていました。今までの花園工区までだと若干距離も短くなかなか効果が見えないと思っておられた方も多いかなと思います。
今回は、西側の玄関口である熊本駅まで、北から西まで行くということで、ここは交通量が増加するだろう。ただ、正直ここが果たしてそんなに減るのかな、と。やはりいくら熊本西環状道路ができたと言っても、国道3号はやはり国道3号だろうと。
国道だから国のせいと言っているわけではありませんが、ただ、やはり国道3号はそんなに少なくなるかなと正直思っていましたが、約2500台。それから、上熊本駅付近も約3100台。私も見てきましたが、ここはもう本当にがらっと変わりました。減少したということは、効果がより強く出ているなと私自身受け止めています。
ただ、開通効果が出ることで、今度は皆さんこちらを通ろうとされます。ここ(熊本西環状道路)は信号がないので、かなりこちら(国道3号)とは条件が違いますが、やはり下硯川IC出口が混む。また、万日山トンネルを出た祗園橋あたりも、信号の調整を随分したみたいですが、車の量は明らかに増えています。
そうなると、田崎周辺や熊本駅周辺の混雑、また、北の入口部分の混雑など、こういったものを考えながら。
これは私も開通前から言っていたことですが、とにかく増えるので、いろいろな交通処理も含めてしっかり考えて、必要であれば交差点改良などをやってくださいとオーダーしているので、今、それも含めて検討していると思います。
いずれにしても、全体の流れを見ながら、まだこれは完成形ではありません。これからさらに、砂原ICもそうですし、他の道路が連絡道路に繋がるともっと変わってきます。それから、植木バイパスができると、下硯川ICあたりは劇的に変わると思います。少しそこまでは時間がかかりますが、それは途中経過ということでご理解いただけたらと思います。
【記者】完成したらというところがあると思います。熊本西環状道路で見ると、残すところ砂原ICだけだと思います。砂原ICの整備については、急いでやるとか前倒しなどのお考えはありますか。
【市長】今回も国の補正(予算)も活用して、用地やいろいろな予算もつけています。これからできるだけスピードアップしてやろうということです。1回都市建設局長に「3年ぐらいでできるよね」と言ったらひっくり返るような顔をしていたので、さすがにそこは無理だということでしょうが、これから用地を買収して、皆さんにもご協力いただきながらやっていくことになります。
それと、いろいろと議会や住民の皆さんにもご迷惑をかけたのですが、熊本西環状道路の池上工区をつくる間に、地下水のくみ上げの問題によって地盤沈下を起こしてしまって、大変なご迷惑をおかけしました。もう何年も前ですが、あれは私も現地に行って、「心配しないでください」「保障すべき部分を保障します」ということは言っています。ああいうことをないようにするという意味では、当然急いでやっていくことも大事ですが、安全で確実な工事をやっていくということも我々に課されたことですので、そこについては皆さんにも丁寧な説明を進めていきます。
今、開通時期をどのくらいと申し上げられませんが、できるだけ急ぎつつも、安全で確実な方法でやるということでご理解いただければと思います。
【記者】YouTubeの投稿内容は市長としてということでしょうか。
【市長】市長として、X(旧:Twitter)で発信してるような緩やかさでやります。例えばいろんな課題があって、市政の課題はなかなか公式ホームページだけでは伝え切れない部分があると思います。公式のYouTubeチャンネルの登録者数は少しずつ伸びていますが。
例えば、行政からの発信は堅くなるので、そこは政治家として柔らかく、硬軟取り交ぜてやろうということです。パブリックをきちんと意識しながらも、硬軟取り混ぜてやっていくことが政治家のYouTubeとしては非常に重要かなと思います。
あと、危機管理です。例えば、場合によっては、YouTubeはそのままライブ配信ができるので、何か大きな問題があったときに市民の皆さんあるいは多くの皆さんに見ていただくときに、いきなりライブ配信をして、私が皆さんにメッセージを発することもできます。そういったことも使い方としては、緊急時はありうると思っています。
まだ今日始めたばかりですし、他の自治体の皆さんのことも研究しながらやっていきたいと思いますが、特に若い人たちに市政情報がもうちょっと届くようにということと、若い人たちだけでなく高齢の方も、今、結構YouTubeを見ておられますので、手段としては大きいと思います。
できれば大きなメディアの皆さんと連携していくことも必要なことかなと思っていますので、よかったらどなたでも結構ですので、ぜひ対談していただければなと思います。よろしくお願いします。
【記者】熊本西環状道路について伺います。23分短縮ということで大幅短縮だと思いますが、開通前、市は30分の短縮と言っていました。先ほど市長が想定通りと仰いましたが、もう一歩というところでしょうか。
【市長】そう言われれば、もう一歩と言えばもう一歩ですよね。あとの7分はどこに行ったのかと。
ただ、30分に近いぐらいの短縮ができているということは、ある程度評価いただきたいと思いますが、やはり当初の目標も含めて、道路は開通したらそこをみなさん通るので、常に見ていかないと、結局また混んでくるということの繰り返しになるんです。
皆さんにお伝えしたいのは、こうやって減ったことを考えると分散ですよね、と。とにかく分散すれば渋滞にならないので、どうやって分散していくのか。皆さんにも事前にルートを見ていただいて、できるだけ空いてるときはこっちに行こう、あるいは、こっちも行けるよねということで集中を避けていただく。今、いろんなものがあります。
そうやって全体の交通量をある程度コントロールしていかないと、なかなかこれを我々が全部自動でコントロールできないので、皆さんにも協力いただくことが大事かなと思っています。
【記者】まだ開通したばかりで、これからまた短縮も出てくると思います。さらに短縮効果を高めていきたいというお考えでしょうか。
【市長】そういうことです。もっとこれが短縮できるように最大限の努力をしていきます。
【記者】林野火災の件で伺います。私も今年2月に龍田山周辺の住民を取材しましたが、やはり大船渡の火災を非常に怖がられていました。避難訓練がないということで、実際火災が起こったときにどこに逃げればいいか分からない、と。今後は注意報ができたということで、今後その辺どうやって取り組まれる予定でしょうか。
【市長】太陽デパート火災の日を熊本市の消防避難訓練日と定めています。これはまちなかのビルだけでなく、いろんな火災が想定されるので、今後そういった一環の中で、消防局とも連携しながら。また、地域の皆さんと連携して、どうやって避難行動をとればいいのかは、警防部などいろいろな部署からアドバイスを地域にさせていただくとか、いろんなことを皆さんと(取り組んでいく)。
「地域防災連絡会」もあります。地震のときのためだけの組織ではありません。地域防災連絡会は100%できているので、ここで林野火災がありうる地域の皆さんと連携する。ここはしっかり取り組んでいきたいと思っています。
【記者】YouTubeチャンネルの開設おめでとうございます。チャンネル名はいかがでしょうか?
【市長】内緒です。見てください。開設したことを、今日もしニュースで、「今日20時頃やりますよ」と言っていただけると、見る人が増えると思います。
大した名前ではありませんが、YouTubeの手作りチャンネルをつくることをニュースで言っていただくと、伸びるかなと思います。
【記者】チャンネル登録者数の目標はありますか?
【市長】今のところまだ目標はないんですが、さすがにXのフォロワー数の17万は無理だなと思っています。どのぐらいが伸びてると言えるのかもわからないので、まず5000人とかでしょうか。どのくらい伸びるかもぜひ皆さんと育てていただくチャンネルにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
【記者】YouTubeチャンネルで報道に対して物申したりする予定はありますか。
【市長】多分ないと思いますが、何なら記者さんも一緒に出ていただいて、どうしてこの見出しをつけたとか、報道の切り取りをしたかを解説して、「それはこれがよかった」など反省会的なものをやってもいいかもしれないですね。記者さんを責めるためのYouTubeではないので、インタラクティブに、お互い良い方向でできればと思います。
【記者】熊本西環状道路に関して、この減り方を見た感想はどうですか?
【市長】やはり効果は絶大だったというのが私の率直な感想です。想定では減ると言われていましたし、劇的に変わるんだろうと思っていましたが、とは言え、熊本の渋滞の状況を考えると、「そんなに効果があるんだ」と思いました。道路はネットワークがつながらないと本当に駄目なんだと改めて実感しました。
【記者】市電の決済について、全国交通系ICを続けると判断されました。実は、バスで使えなくなるときに私は東京にいましたが、随分な騒ぎになりました。「熊本で全国交通系ICが使えなくなります。気を付けましょう。」という報道が結構出ていました。また、別の報道機関が聞かれたときに、「市電で使えると思わなかった」と答えていた方が多いと思いますが、今回その市電が続けるというPRはどうお考えですか?
【市長】改めて、「市電は継続して使えます」というアナウンスをしっかりしていくことが大事だと思ってます。決済手段が以前と比べて増えたので、いろいろな多様な決済手段にほぼ全て対応してますということを、交通局のホームページやX等での広報はもちろんですが、私のYouTubeチャンネルでも早速取り上げてやってみようかなと、今、思いつきました。ネタをいただいたという感じです。
ただ、実際に県外の方々、熊本にいらっしゃる来訪者の皆さんに向けての発信はしっかりやっていきたいと思います。
【記者】市役所周辺のミヤマガラスについて、今年は対策を早めているという話ですが、今のところ効果についてどうお考えですか。
【市長】やはり今でもカラスの飛来は多いです。市長室にいてもカラスをよく見ます。
ただ、歩道や車道に糞害と言いますか、汚れやにおいの原因にもなってしまうということで、非常に皆さん迷惑してらっしゃいます。実は以前から熊本市で対策をやってきて、大学の先生たちと協力して、音声装置で逃げていくと研究で分かったので、それをずっと対策としてやってきました。
今年度も、例年有効だった音声装置による発信対策を、中心市街地で朝晩2回ずつやっています。特に、今年度は12月中旬頃に飛来する個体数を減らすために、ちょっと早めに取り組み始めました。11月15日から取組を始めています。昨年度よりは大体2週間早く対策を始めました。
実は、昨年度までの対策で、市街地への飛来数は、1番ひどかったときと比べても50~60%減少したと確認しています。今年度の対策結果はまだこれからですので、来年の2月中旬にはホームページで公表させていただきたいと思っています。
12月15日時点の調査1回目は、令和4年度は約1万2000羽。 令和5年度は約8000羽。 令和6年度は1万1000羽。1月時点の調査2回目は、令和4年度は6000羽。令和5年度は4000羽。令和6年度も4000羽ですので、以前よりは減ってきている傾向が見られます。
今、鳥獣被害の問題がいろいろありますので、そういったところを鳥獣対策室も研究しながら取組を進めていきたいと思っています。
【記者】林野火災に関して、今回、注意報と警報の制度を新設されたということで、熊本市内で林野火災がどれぐらい起きているのか、発生件数や出火原因等の情報についてお願いします。
【事務局】令和7年度に入りまして、林野火災については昨日までに4件発生しています。 火災原因については、先ほど市長が言われているように焚火が多いです。
【記者】林野火災が発生したエリアは、どのあたりでしょうか。
【事務局】熊本市内であれば、北区が多く発生しています。
【記者】YouTubeについてですが、今後、どれくらいの頻度で投稿されますか。
【市長】結構大変だったんです。 たった数分の動画を作るのに、結構手間がかかる。慣れるまで時間がかかると思います。 ただ、素材をたくさん撮っておかないと駄目だというのがよく分かったので、「撮れ高がOK」というのはどういう意味なのか、よく分かったような気がします。
できれば、今朝の独り言のようにはいかないのですが、週に1回、2週に1回、どうでしょうね。 ただ、そんなに時間がとれないんじゃないかとは思います。 昨日、タイトル入れるだけで手こずりまして、家のパソコンで夜中2時ぐらいまでやってたんです。
やっとサムネイルをはめて、テロップを出して、グワーっと出るやつとか、シュッとなるやつとか、 一応試してみたのですが、よく分からない。これでいいか、ってやったんです。 だからその手間が、慣れてくれば、もうちょっとできるかなと思います。
委託に出せば、撮ったやつを編集してもらえるんですけど、手作りでやりたいというのがあった。 格好いいじゃないですか、いろいろなテロップとか、バーンとテレビ局がやってるような感じですよね。すごいと思います。
だから、どのぐらいの周期でやるかは分かりません。ただ、ネタが必要なので、記者さんとの対談はぜひやってみたいというのが一つと、今日、カメラマンさんがいらっしゃいますので、カメラマンさんがどういう構図とか工夫をしてるのかとか、それはちょっと勉強させてもらいたい。修行するっていうか、カメラアシスタントになってみるというのをやってみてもいいかなと。 あんまりやると怒られますね。でも、編集も含めて、非常に興味がわいてきました。
【記者】一部報道で、泉佐野市の千代松市長が、2月に慈恵病院を視察される話が出ていると思います。熊本市への行政視察に関して、何か決まってることがあれば教えてください。
【市長】 まだお聞きしていませんが、いらっしゃるということであれば、私もお目にかかって意見交換をする時間は取りたいと思っています。 私の日程も、それから千代松市長の日程もまだ分からないので、それが調整できれば、ぜひお会いしたい。電話ではお話ししています。LINEもつながっていますので、やろうと思えばいろいろなことをやれるのですが、やはり直接お話しして、少しセンシティブな話も含めて、しなくてはいけないことが出てくるかと思います。 2月にいらっしゃるということであれば、私もできるだけ時間をとりたいと思います。
【記者】前回の会見で、こどもの性被害防止プロジェクトチームについてお話があったと思いますが、現状で進めたことはありますか。
【市長】まだ今、いろいろな内部的な検討をしている段階で、前回の記者会見以降で何か発表できるようなことはございませんが、継続して進めています。
【記者】YouTubeのチャンネル名はまだ内緒ということだったと思いますが、最近SNSなどに偽アカウントが多かったりするので、本当のアカウント名をXなどで事前にお知らしていただきたいです。
【市長】リリースするときは、XでURLを貼りつけますので、そこで見ていただけるようにと思っています。 今日、記者会見が終わってから、やりますよという予告を出して、チラ見せしながと思っています。きちんとアップできて、きちんと公開できるのかなど、確認しなければいけないのですが、今日は夜、会合が入っていまして、どのタイミングでやろうかとなると、10時だったら多分なんとかできるだろうという、そんな感覚です。
きちんとXでやります。
【記者】来年は漱石来熊130年で、市が漱石第六旧居を取得して、利活用をずっと検討していたと思います。130年に合わせて、令和8年度にというお話もあったかと思いますが、今、言える範囲で進捗をお願いします。
【市長】今はまだ、これから予算を上げていく段階ですので、ここで発表できることはないのですが、第六旧居を活用していろいろなイベントをやったり、取組をやろうというアイデアはたくさんあります。
それから、できれば第六旧居にいろんな方々に来ていただいて、漱石について話していただいたり。 来年、愛媛県の松山市のほうで、漱石が正岡子規と過ごした愚陀仏庵ができるということもあるので、そちらにもお邪魔しようかと思っています。 松山市さんとの連携を深めたいという気持ちも持っています。
内容についてはこれから予算を経てということになりますので、今ここで具体的にはということはありますが、いろいろと今詰めている最中でありまして、皆さんにはかなりいろいろなことに参加していただいたり、見ていただいたりすることができるようになるのではないかと思います。
【記者】いつ頃から公開されますか。
【市長】まだ公開のスケジュールは決まっていないです。 今、準備中なので、分かり次第お知らせしたいと思います。
【記者】YouTubeチャンネルについてですが、1年後の選挙を見据えた戦略との見方ができなくもないかと思いますが、いかがですか。
【市長】 さすがベテランの記者さんですね。 ですが、あまりそういうことは意識せずに、文字だけではなくて映像でというのは、ずっと思っていたんです。これは何回もここの場で言ってきたのですが、確かに言われてみれば、そういう勘ぐりをされてもおかしくない感じはありますが、緩やかに、穏やかにやっていきたいと思います。 これは、しかるべき時期にYouTubeチャンネルをご覧いただければ分かるようにしたいと思います。
【記者】給食費の無償化について、一昨日、来年4月から無償化するとなれば準備をしなければならないというおっしゃったのですが、具体的にどんな準備を4月に向けて残り4か月で進めていくのか教えてください。
【市長】一つはシステムを変更していかなければいけませんし、それから、財政的にどういう形でやるのかというのが内部的に。例えば、今まで徴収していたわけですから、それを止めるだけでも結構大変なことになります。その制度設計にも、結構時間がかかるということです。ですから、金額も含めて、今、基準額がまだ示されてもいませんし、そうするとどうするのかと。では、足りなかったらどうなるのか、その分は、誰がどう出すのかということも多分出てくると思います。
だから、そういうことをいろいろ考えなければいけないというのは、かなり慌ててやらなければいけない状況ではあるなと思っています。