1 第1回定例会を終えて
2 物価高騰対策事業の追加支援策について
・デジタル基盤を活用した給付事業の仕組みの整備について
3 都市計画道路 坪井龍田陳内線の整備完了について
4 熊本市・高雄市・サンアントニオ市間のスタートアップ分野における協力に関する覚書締結について
5 春の一人一花ハナノワWEEKSについて
6 R7.3.25市電衝突事故から1年経過するにあたって
7 質疑
(1)幹事社代表質問(読売・KKT)
(2)各社質問
会見録
市長発表
はじめに、第1回定例会を終えての所感を述べさせていただきます。
本定例会に提出いたしました令和8年度当初予算案及び条例案等の議案につきましては、議会において慎重にご審議いただきました結果、原案どおり全て可決いただきました。
代表質問並びに一般質問では、新庁舎整備や渋滞対策に加え、防災、福祉、教育、経済政策等、いずれも本市の将来に関わる重要な政策課題について、議員各位から大変熱心にご質問をいただきました。
本定例会を通じて賜りましたご意見・ご要望を真摯に受け止め、市政運営に着実に反映してまいります。
次に、「物価高騰対策事業の追加支援策」についてお知らせいたします。
本市ではこれまで、物価高騰の影響を受ける市民の皆様に、できるだけ早く支援をお届けすることを最優先に、様々な方法を検討してまいりました。その中で、現金やデジタル給付についても検討いたしましたが、本市の給付基盤が十分に整っておらず、システム改修や審査等に時間を要することから、迅速な給付が可能なプレミアム付商品券による支援を実施しました。
しかしながら、購入できない方や、並ぶことが難しい方への配慮等が十分でなく、公平性の面から課題があったものと考えております。
そこで、様々なご意見を踏まえ、今回、全ての世帯に確実に支援が行き届くよう、追加の支援策として、水道基本料金の減免を実施することといたしました。こちらのモニターをご覧ください。
今回の支援では、水道をご契約いただいている約33万4千世帯の皆様を対象に、ご家庭の水道基本料金の3か月分を無償化いたします。基本料金は水道管の口径によって異なりますが、多くのご家庭では月額990円となっており、これを3カ月分、合計2,970円を減免いたします。市民の皆様による手続きは不要で、今後の水道料金の請求額が自動的に減額されます。
加えて、水道未契約の皆様には、下水道料金や農業集落排水料金について支援することといたしました。さらに、それでも対象とならない市民の皆様への支援についても検討するよう、現在指示したところです。
なお、水道料金の減免の実施時期につきましては、料金システムの改修に約半年程度を要しますが、できるだけ速やかな実施ができるよう準備を進めてまいります。
また、今後の給付事業に備え、本市独自の新たなデジタル基盤の整備に取り組むこととし、去る3月19日に、庁内横断型のプロジェクトチームを立ち上げ検討を開始しました。次のモニターをご覧ください。
新たなデジタル給付基盤では、マイナンバーカードを活用した簡単でわかりやすいオンライン申請を可能にするとともに、事業の目的に応じて、現金給付やデジタル給付など、柔軟に給付方法を選択できる仕組みの構築を目指します。
あわせて、デジタル操作に不安を感じる方やスマートフォンをお持ちでない方への対応についても検討してまいります。
本市では、市民の皆様に必要な支援を迅速かつ確実に届ける体制の整備に向けて、着実に検討を進めてまいります。
次に「都市計画道路 坪井龍田陳内線」の整備完了についてお知らせいたします。こちらのモニターをご覧ください。
本市では、子飼橋から浄行寺交差点に向かう「都市計画道路 坪井龍田陳内線」の整備を進めてまいりましたが、本日、この工事が完了いたしました。あらためまして、本事業にご理解ご協力をいただきました地域の皆様をはじめ、これまでご尽力いただいた関係者の皆様方に対し、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今回の整備では、道路の拡幅に加え、右折レーンやバスベイを設置したことで、交通の流れが大きく改善され、この区間での渋滞緩和が期待されますほか、歩道と自転車道を設置し、安全で快適な通行空間を確保するとともに、電線を地中化しておりますので、災害にも強い道路としての機能も向上しております。次のモニターをご覧ください。
また、整備完了を皆様に周知するため、「熊本市立必由館高等学校 文理総合探究科」で書道を学ぶ学生の皆様にご協力をいただき、こちらの横断幕を作成いたしました。本日午後から現地の子飼交差点、妙体寺交差点に設置する予定であり、迫力のある作品となっておりますので、ぜひ多くの皆様にもご覧いただければと思います。
本市では、引き続き、都市内交通の円滑化はもとより、市民の皆様が安全で快適に利用できる道路空間の確保に向け、計画的な道路整備を着実に進めてまいります。
次に、「熊本市・高雄市・サンアントニオ市間のスタートアップ分野における協力に関する覚書締結」について、ご報告いたします。こちらのモニターをご覧ください。
既にお知らせしておりますとおり、3月20日(金)、台湾・高雄市において、友好交流都市である高雄市及び姉妹都市であるサンアントニオ市と、スタートアップ分野での協力に関する覚書を締結いたしました。サンアントニオ市、高雄市という北米とアジアを代表する二つの都市と連携する本取組は、単なる都市間交流にとどまらず、技術、人材、投資を三都市で結び、世界規模で次世代の産業を生み出すグローバルな挑戦です。熊本で生まれたアイデアがアジアを超え米国へと拡がると同時に、世界の先進的な知恵や技術が熊本に集まることで、本市が「世界とつながる挑戦の拠点」であることを力強く発信していきたいと考えております。
今回の覚書締結により、熊本が国際社会との結びつきを一層強め、新たなビジネスの創出や投資の拡大、そしてスタートアップの海外展開支援等、熊本の持続的な経済成長を力強く後押ししてまいります。
次に、「春の一人一花ハナノワWEEKS」の開催についてお知らせいたします。こちらのモニターをご覧ください。
本市では、昨年10月から、市民・企業・行政が一体となり、花とみどりによるまちづくりを進める「一人一花運動」に取り組んでいます。そして、この取組をさらに広げていくため、3月20日(金・祝)から4月5日(日)までの期間を、「春の一人一花ハナノワWEEKS」と題して、市内各所で花とみどりに関するイベントを展開しています。次のモニターをご覧ください。
熊本市動植物園では、桜をテーマにした特別企画など、春の訪れを感じさせてくれる催し「さくら菜の花まつり」を開催しています。特に、3月28日(土)、29日(日)の2日間は、市電をご利用いただき、車内に設置しているチラシをご持参いただきますと、入園料が無料となるキャンペーンを実施します。ぜひ市電を使って、熊本市動植物園の「さくら菜の花まつり」にお越しいただければと思います。市電のみではありますが、ぜひ皆様にはご利用いただけたらと思います。次のモニターをご覧ください。
また、辛島公園では、3月28日(土)から29日(日)にかけて、「春の一人一花ハナノワフェス」を開催いたします。キッズマルシェやハンギングバスケットコンテストに加え、「一人一花運動」を記念した花かご型のフォトスポットも設置するなど、幅広い世代の皆様にお楽しみいただける内容となっています。詳細については、本市のホームページ等をご確認ください。
この「一人一花運動」は、花やみどりを通じて人や地域のつながりを深め、心豊かな暮らしと魅力あるまちづくりにつなげていく取組です。今回のイベントを通して、より多く皆様に花やみどりに親しんでいただければと思います。
最後になりますが、明日3月25日で、昨年発生した熊本市電の衝突事故から一年を迎えます。この事故により負傷された方々に対しまして、改めて深くお詫び申し上げます。
この一年間、交通局では、安全確保を最優先に、軌道整正や速度計の設置など施設整備を進めるとともに、運行管理体制の見直しや乗務員教育の充実などの改善策に取り組んでまいりました。
また、交通局の組織そのものを抜本的に立て直すために「熊本市電再生プロジェクト」を立ち上げ、専門家や議会のご意見を踏まえながら、再生に向けた議論を進めております。
そのような中、事故から1年という節目を迎えるにあたり、明日、私が直接交通局を訪問し、職員に対して訓示を行うとともに、実際に市電に乗車し現場の状況を把握するなど、交通局の立て直しの進捗について確認する予定です。熊本市電は市民生活を支える重要な公共交通機関です。誰もが安全・安心に、そして快適に利用できる市電となるよう、引き続き、熊本市電の改革を着実に推進してまいります。私からは以上です。