熱中症は毎年5月から9月末にかけて起こりやすくなり、昨年(令和6年5月1日~9月30日)は700人以上の方が熱中症による症状で搬送されました。高温多湿の環境に長時間いると体温調節機能がうまく働かなくなり、さまざまな体調不良を起こします。
熱中症は「正しい知識と適切な予防」で未然に防ぐことができますので、きちんと対策をしましょう!
暑さを避けましょう!意外と多い自宅内での熱中症対策を!
● 風通しの良い環境作りや強い日差しを避ける工夫をする
● 暑い日は我慢せずにエアコン等の空調設備を利用する
外出は暑い日や暑い時間帯を避ける
● 日傘や帽子の着用、通気性の良い服装を心掛ける
● 適宜、涼しいところで休息をとる
熱中症かなと思ったら…

● 涼しい場所へ移動し、服をゆるめ、首や脇の下、脚の付け根などを水や氷、保冷剤などで冷やす
● 自力で水分をとれる状態であれば、水分補給をする
● 判断に迷ったり、呼びかけに応じない場合は救急車を呼ぶ
こまめに水分・塩分補給をしましょう!
● 喉が渇く前に、時間を決めて計画的な水分補給をする
● 汗を大量にかいた時は、スポーツドリンクなどで塩分も補給する
高齢者への声掛け・気配りをしましょう!
● 発症する人の半数以上が若い人より暑さや喉の渇きを感じにくい65歳以上の高齢者であり、体温調節機能が低下し、体内に熱がこもりやすいので周囲の方も注意が必要
暑いときはクーリングシェルターで涼みましょう!本市では、外出時に暑さをしのぐことができる施設を「クーリングシェルター」(指定暑熱避難施設)に指定しています。近くのクーリングシェルターで涼んで、熱中症にならないように気を付けましょう。

■ クーリングシェルターの一覧は、市ホームページで公開しています。近くのクーリングシェルターを確認して、外出時は遠慮なく立ち寄ってください。
消防局 警防部 救急課
電話:096-363-2360