濁度
2度以下であること。
濁りの指標です。濁度が高い水は病原微生物や健康に有害な物質が含まれる場合があります。
色度
5度以下であること。
水の色を表す指標です。高い値の場合は金属イオンによる着色や、汚水の混入等の影響を受けている場合があります。
臭気
異常でないこと。
カビ臭や有機化合物による汚染により発生する可能性があります。
味
異常でないこと。
金属イオンや有機化合物、カビなどの影響が考えられます。
pH値
5.8以上8.6以下であること。
地下水は、pHの変化が少ないので、急激に変動した場合は汚水の混入等の影響を受けている場合があります。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
10ミリグラム/リットル以下であること(うち亜硝酸態窒素は0.04ミリグラム/リットル以下であること)。
自然な状態でも含まれていますが、肥料や生活排水などの影響を受けて濃度が上がることがあります。
塩化物イオン
200ミリグラム/リットル以下であること。
自然な状態でも含まれていますが、排水等の汚染に影響されている場合もあります。
有機物(TOC)
3ミリグラム/リットル以下であること。
汚染された水ほど高い値になるので、水質汚染の重要な指標の一つです。
一般細菌
1ミリリットルの検水で形成される集落数が100以下であること。
自然界に存在する細菌ですが、値が低いほど好ましい状態です。
大腸菌
検出されないこと。
動物等の腸内に生息する細菌です。検出される場合、糞便による汚染の可能性があります。