地域とのつながりが希薄になりがちな若年層の方々にも「まちづくり」を身近に感じてもらうため、地域の課題や魅力をマンガで表現する「中央区まちづくりマンガスクール」を開催しました。
小学5年生から高校2年生までの参加者が、夏休み期間中に「まちづくり」について学び、それぞれが興味を持った活動をテーマにオリジナルのマンガを描き上げました!
▲スクールの様子
まず初日に、まちづくりセンター職員から「まちづくりとはどのようなものか」の説明と実際にあるまちづくり活動の紹介がありました。
これを聞いた受講生たちは、マンガにしたいまちづくり活動を選び、講師であるイラストレーターのさいきゆみさんから「自分が描きたいものをストーリーにする方法」などを学び、マンガ作成がスタートしました!
▲第6回目 講評会の様子
最終回では、熊本コアミックスの上田さん・エンリコさん、中央区役所の岡村区長、そして講師のさいきゆみさんから、完成したマンガへの感想やアドバイスがありました。講評のあとには、受講者から「背景の描き方」や「どのようにマンガのネタを集めているのか」などの質問がありました。
「中央区まちづくりマンガスクール」とは
「中央区まちづくりマンガスクール(まちスク)」とは
地域活動について知る機会がない子どもたちが、「まちづくり」をテーマとしたマンガを描くことで、地域の課題や魅力に気づき、地域の一員としての気持ちを育むことを目的としたマンガスクールです。
講評者
■株式会社 熊本コアミックス 上田 剛士 氏
【プロフィール】
熊本県八代市出身。約10年間東京のテレビ番組制作会社で勤務し、2022年10月より熊本コアミックスで編集者業務に従事する。現在は主に海外出身の漫画家を担当。
■株式会社 熊本コアミックス エンリコ・クローチェ 氏
【プロフィール】
イタリア・ローマ出身。子供の頃から現地イタリアで出版された日本の漫画に興味を持つ。『北斗の拳』に出会い、日本語を猛勉強。漫画業界で働くことを決め、2017年に憧れのコアミックスに入社。
■中央区まちづくりマンガスクール講師 さいき ゆみ 氏
【プロフィール】
熊本市在住のイラストレーター、イラスト講師。筆書きイラストのライブドローイングイベントの出演や、アナログ・デジタルイラスト制作を行う。講師活動や主催する「イラスト交流会いられこ」では、小学生から大人まで幅広い年齢層に講座や交流を行っている。
■中央区長 岡村 公輝