こどもの食育推進ネットワーク東エリア第1回地域研修会を開催しました 最終更新日:2025年9月5日 (ID:66306) 印刷 今回の研修会のテーマは「食のおたすけBOOK(仮称)の作成」です。 熊本市こどもの食育推進ネットワーク東エリア第1回地域研修会を開催しました 東区役所保健こども課では、令和7年(2025年)8月29日(金)東区役所3階すこやかホールで「熊本市こどもの食育推進ネットワーク東エリア第1回地域研修会」を開催しました。「熊本市こどもの食育推進ネットワーク」とは? 熊本市こどもの食育推進ネットワークでは、乳幼児期の子どもたちとその保護者の食育に携わる各種団体が連携・協力しそれぞれの専門性を活かした地域における食育活動を展開しています。その構成団体は、保育園、幼稚園、認定こども園や食生活改善推進員、民生委員等です。 今回の研修会のテーマは「食のおたすけBOOK(仮称)の作成」 昨年度、ネットワークメンバーで設定した今年度のテーマは「食のおたすけBOOK(仮称)」の作成です。そこで、出欠確認時の事前アンケートで洗い出した子どもの食のお悩みについて、様々な視点から解決策を検討しました。各班でのグループワークを開始する前に、子ども向けおやつの試食をしました。提供したのは、小松菜を使ったプリンです。レシピを伏せて試食してもらい、何の食材を使っているかを考えてもらいました。正解したのは6班中1班で、小松菜が苦手な子どもでも気づかずに食べられそうとの意見が出ました。食材当てで盛り上がったところでグループワークのスタートです。 グループワークでは、0歳児の離乳食、1~2歳と3~5歳の幼児食について、それぞれの悩みの解決策を検討しました。49人の参加者の内、15人が保育士・保育教諭だったため、例年栄養士・調理師の参加が多い中で、職種目線での新たな意見が多く出たようです。グループメンバーもテーマごと3回シャッフルしたことで、参加者同士たくさんの交流ができました。参加者からは、「職種の異なる方たちのご意見はとても貴重だった」「園での保育士からの相談の答えが見つかった」「保育のプロの意見がとても参考になった。食事のお悩みを解決していくうえで、栄養士×保育士のつながりは必要不可欠であると感じた」といった感想が聞かれました。今回いただいた貴重な解決策やご意見をまとめ、地域で役立つ食育媒体を作成したいと思います。 東区役所保健こども課では、今後も食育推進のため役立つ研修会を開催していく予定です。多くの方のご参加をお待ちしています。こども向けおやつの試食を行いました。各グループに分かれ、食のお悩みについて話し合いました。 グループで出た意見を全員で共有しました。レシピ無料配布コーナーや食育媒体展示コーナーも設けました。