ヘルプカードとは?
内部障がいや発達障がい、難病の方など、外見からわからなくても支援や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるためのカードです。
どんなときに使うの?
ヘルプカードは、必要なことを記入し、なるべく周囲の人が気づきやすいようにして、いつも持ち歩きましょう。
次のような場面では、周囲の人にヘルプカードを提示しましょう。
・日常生活の中でちょっと手助けが必要なとき
・道に迷ったとき
・パニックや発作を起こした、急な体調不良などの緊急のとき
・災害発生に伴う避難のときや、避難所で過ごすとき
どこでもらえるの?
熊本市障がい保健福祉課(熊本市役所11階)、区役所福祉課、総合出張所、熊本市障がい者相談支援センターにて受け取ることができます。
受け取りに必要な手続きはありません。
また、下記のデータをダウンロードして自分で作成することも可能です。
ヘルプカードの記入例
○困った時に伝えたい内容を記入してください。
○必要な項目のみ記入してください。他人に知られたくないことは記入しなくても大丈夫です。
【外側の面】
カードの外側には手伝って欲しいことを書き込むことができます。
【内側の面】
カードの内側には、氏名や緊急連絡先、症状や飲んでいる薬などを書き込むことができます。
緊急時に備えて必要な項目を記入し、活用してください。
※平成31年3月より、災害時の避難場所の項目を新たに設けました。指定緊急避難場所のほか、ご家族や支援される方とあらかじめ決めておく避難先を記入することができます。
ヘルプカードを持っている方が困っていたらどうしたらいいの?
カードを提示されたり、カードを持った方が困っている様子の時には、思いやりのある行動をお願いします。
・電車やバス内では、席をゆずる
・支援が必要な様子の時には、「どうしましたか?」「お手伝いしましょうか?」など声をかけ、できる範囲での配慮や支援をお願いします
・緊急時はヘルプカードの内側に書かれている緊急連絡先や、病名などを確認し、周囲の人と協力しながら必要な支援をお願いします
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※熊本市障がい者サポーター制度に関するページ