令和2年(2020年)12月に実施された「熊本地震からの復興に関するアンケート」によると、熊本地震の記憶や教訓を忘れがちになっていると感じている人が7割に上り、記憶の伝承の必要性が明らかになりました。
熊本地震では、身近な公園が一時避難場所としてだけでなく、炊き出しや宿泊などの用途に利用され、地域の住民による管理運営が行われたことで、様々な知見が蓄積されています。
記憶の風化を防ぎ、次世代へ経験と教訓を伝承することは、今後の公園のあり方や地域の防災を考える上で重要であることから、ここでは、熊本地震に係る都市公園関連調査報告書を、各研究機関からご協力を得て、まとめてご紹介させていただきます。