熊本市の歯と口腔の健康づくりの推進について
妊娠期及び胎児期【目標】 生まれてくる赤ちゃんのむし歯予防のため、妊婦やその家族が自分の歯と口腔の健康を守りましょう。
【取組】 ・妊婦歯科健診を受診しましょう。妊婦歯科健診の情報はこちらから。 ・治療が必要な場合は、妊娠中期の体調が良いときに受けましょう。 ・妊婦歯科健診をきっかけに、かかりつけ歯科医をもちましょう。 ・こどもの歯と口腔の健康のため、家族で歯と口腔の健康の大切さについて理解しましょう。 ・乳歯は胎児期につくられるため、バランスの良い食事を心掛けましょう。 乳幼児期(0~5歳)【目標】 むし歯を予防し、噛む・話すなどの歯と口腔の機能を獲得しましょう。
【取組】 ・かかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科検(健)診を受けましょう。 ・むし歯予防に効果があるフッ化物塗布やフッ化物洗口をしましょう。 ・保護者による仕上げみがきをしましょう。仕上げみがきの情報はこちらから。 ・指しゃぶりなどは歯並びや顎が変形することがあるので気を付けましょう。
学齢期(6~17歳)【目標】 むし歯や歯肉炎を予防し、歯と口腔の健康づくりの基礎をつくりましょう。 【取組】 ・むし歯予防と歯肉炎予防に関する正しい知識とセルフケアの方法を習得しましょう。 ・かかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科検(健)診を受けましょう。 ・学校歯科健診において要治療と診断されたら、早急に歯科を受診しましょう。 ・保護者は適切な食生活、仕上げみがきを行い、永久歯への生え変わりに注意しましょう。 ・フッ化物洗口に取り組みましょう。
フッ化物洗口Q&A (PDF:2.06メガバイト)成人期(18~64歳)
【目標】 若年期(18~39歳):歯と口腔の健康づくり習慣を確立して、歯周病を予防しましょう。 壮年期(40~64歳):歯の喪失を防ぐため歯周病を予防し、よく噛んで健康増進に努めましょう。 【取組】 ・歯周病について正しい知識をもち、早いうちから歯の喪失防止に取り組みましょう。 ・オーラルフレイル・口腔がん・骨粗鬆症患者の顎骨壊死について意識し、口腔機能の維持・向上に努めましょう。 ・むし歯予防と歯周病予防に関する正しい知識とセルフケアの方法を習得しましょう。 ・歯周病がある場合はかかりつけ歯科医を定期的に受診し、重症化予防に努めましょう。 ・歯間部清掃補助用具の必要性を理解し、継続して使用しましょう。 ・かかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科検(健)診を受けましょう。 ・対象の年齢になったら節目年齢歯科健診を受けましょう。節目年齢歯科健診の情報はこちら。
高齢期(65歳以上)【目標】 歯の喪失を防ぎ歯と口腔の機能を向上しフレイル予防につなげましょう。 【取組】
・8020の達成、低栄養予防、誤嚥性肺炎予防の観点から歯周病を予防する大切さを理解しましょう。 ・歯の喪失や口腔機能の低下が健康に及ぼす影響について理解しましょう。 ・唾液腺マッサージや口の体操を行い口腔機能の維持・向上に努めましょう。 ・よく噛むことで脳を刺激し、日頃から認知症予防に努めましょう。 ・かかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科検(健)診を受け、同時に口腔粘膜の異常(口腔がんなど)の有無について診察を受けましょう。 ・「滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増えた」などの歯と口の機能のささいな低下である「オーラルフレイル」の予防や改善を行い、8020(80歳になっても自分の歯を20本以上保つこと)を達成しましょう。 ・75歳以上の方は、後期高齢者歯科口腔健診を受診し嚥下機能チェックや口腔乾燥等の口腔機能状態の把握に努めましょう。 詳しくは「後期高齢者歯科口腔健診(後期高齢者医療被保険者対象)のご案内」をご覧ください。 その他・本市の要介護者及び障がい児(者)が利用する施設における歯科検(健)診の実施増加を図ります。 ・熊本市8020健康づくりの会の会員の増加を図ります。 ・災害に対する備えとして、非常持ち出し袋に歯科用品を準備しておくことや口腔衛生の重要性について啓発します。 障がい児者歯科診療対応施設一覧検索(外部リンク)
|