第4次熊本市環境総合計画
熊本市では、昭和63年(1988年)に環境基本条例を制定し、同条例に基づく計画として、第1次となる環境総合計画を策定以降、第3次に至るまで計画を策定し、環境保全に取り組んできました。
しかし、近年、新たな環境課題の発生等により、私たちを取り巻く環境が大きく変化しています。その状況を踏まえ、令和3年(2021年)10月に、環境基本条例改正を行いました。
その新しい環境基本条例の趣旨に沿った環境総合計画を令和4年(2022年)3月に策定しました。良好な環境の確保に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、環境行政の基本となる計画です。
基本理念(目指す都市像)
恵まれた環境をまもり、はぐくみ、未来へつなぐ、持続可能な環境都市
持続的に発展することができる社会を構築するためには、地域から地球規模の視点を持って良好な環境の確保に取り組むことが重要であり、私たちには、持続可能な状態で良好な環境を将来へ継承する責務があります。そこで、本市は、これまでの環境保全に取り組んできた経験を活かし、本市の恵まれた環境をまもり、はぐくみながら、未来につないでいく「持続可能な環境都市」を目指します。
基本方針
基本方針1 快適で安全・安心な生活環境をつくる
基本方針3 歴史的・文化的環境をまもり、次世代につなぐ
基本方針4 生物多様性に配慮した自然共生社会をつくる
基本方針5 環境負荷の少ない持続可能な循環型社会をつくる
基本方針6 地域から行動し、地球環境をまもる
基本方針7 各方針をつなぎ横断的に取り組む
計画の期間
令和4年度(2022年度)から令和13年度(2031年度)までの10年間
第4次熊本市環境総合計画のダウンロード
第4次熊本市環境総合計画 (PDF:6.55メガバイト)
【分割版】
気候変動適応計画としての位置づけ
本計画は、第3章 基本方針6を「気候変動適応法」第12条に基づく「地域気候変動適応計画」に位置付けています。 なお、適応策については「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条に基づく「熊本連携中枢都市圏地球温暖化対策実行計画」にも記載しています。