瑞巌寺跡(市指定名勝・史跡)について 最終更新日:2025年1月30日 (ID:16953) 印刷 瑞巌寺跡は、平成28年熊本地震により崖面の一部崩落などの被害を受けたため、地震直後より立入を禁止し、復旧工事を行っておりましたが、工事が完了したため公開を再開します。瑞巌寺跡について阿蘇宮岩肌に穿たれた端座堂歴代住職墓と供養塔 かつてこの地には「瑞巌寺」というお寺がありました。瑞巌寺霊応山については、江戸時代に書かれた地誌「肥後國誌」によると、以下のように記されています。 瑞巌寺は天台宗比叡山正覚寺の末寺であり、延宝元年(1673年)光朝という僧が草創したが、その後廃れ、正徳元年(1711)大阿闍梨(あじゃり)法印廣朝が再興しました。 境内の北側は阿蘇溶結凝灰岩による険しい崖面となっていますが、園内を周回するコースを廻ると、加工しやすい凝灰岩をうがち、「端座堂」や「阿蘇宮」などが築かれているところや、歴代住職墓などの歴史的遺物を見ることが出来ます。 また、湧水した水が斜面を伝わり、瑞巌寺公園内を流れ、西浦川に流れ出ています。 西浦川は初夏にはホタルが飛び交い、風光明媚の地として知られ、熊本市の名勝及び史跡として文化財に指定されています。 アクセス住所:熊本市北区貢町1421駐車場:有(無料)アクセス:【産交バス】U2-1系統 和泉・万楽寺経由北区役所行き「西浦」下車徒歩15分瑞巌寺までの案内はこちら: 瑞巌寺地図 (PDF:75.6キロバイト)