なぜ市役所改革に取り組むのか?
少子高齢化の進展・生産年齢人口の減少をはじめ、個人の価値観の多様化やデジタル社会の進展等により本市を取り巻く状況が大きく変化しています。今後経営資源が大きく制約されることが想定される中、複雑・多様化する行政課題に対応し、本市がめざす「上質な生活都市」実現に向け持続可能な市政運営体制を構築していくため、平成29年度(2017年度)から市役所改革をスタートしました。
令和6年度(2024年度)から令和9年度までの4年間は「市役所改革第4ステージと位置付け」市役所改革の更なる推進に取り組んでいます。
市役所改革とは
ミッション(市役所改革の使命・役割)
上質な生活都市の実現
社会・経済環境のめまぐるしい変化や、人口減少・少子高齢化社会の到来を迎える中、多様化・複雑化する行政課題に対応するため、これまでの価値観や意識、業務手法などを抜本的に改革し、本市がめざすまちの姿「上質な生活都市」を実現します。
ビジョン(市役所改革がめざす姿)
市民満足度の高い市役所・職員満足度の高い市役所
市民との対話を通じ、本当に必要なことは何かを考え、真に市民が求める付加価値のある質の高いサービスを提供する市役所。そして、職員が有機的に活動でき、成長を実感し、職員にとって働きやすい・働き続けたい市役所をめざします。
バリュー(行動指針・価値観)
自ら考え・自ら見直し・自ら行動する
現状の行政サービスや手法にとらわれることなく、自ら考え、解決策を提案し、組織内で議論を交わし、行動します。
市役所改革第4ステージの方向性
市役所改革プラン2027(市役所改革第4ステージ)
市役所改革第4ステージの基本方針
方針1:組織・人づくり改革(リーディングプロジェクト)
職員が仕事へのやりがい・働きがいを持ち、一人ひとりがその能力を発揮できる環境を構築することで、質の高い行政サービスを提供します。また、職員が主体的に成長し、改革に取り組むことができる組織風土・文化を醸成します。
方針2:行政サービスの最適化
デジタル技術やデータを活用し、行政サービスの選択肢を増やすことで、多様化・複雑化する市民ニーズに対応します。また、事務処理の効率化や無駄の排除、デジタル技術の活用等により行政運営を効率化します。
方針3:協働・連携の推進
市民や地域、企業等など多様な主体と、それぞれが持つ強みを活かし、様々な分野で協働・連携することで、行政単独では実現できない新たな価値を創出します。
熊本市市役所改革推進委員会
市役所改革プランの円滑な推進を図るため、その進捗状況について報告を受けるとともに、プランの内容の見直しに関して必要な事項を協議するために、熊本市市役所改革推進委員会を設置しております。
熊本市市役所改革推進委員会会議録