【募集開始】熊本市町屋利活用モデル事業の事業提案を募集します
町屋の魅力発信及び町屋所有者や事業者への利活用の動機付けを目的とした「モデル町屋」の整備にあたって、対象町屋における事業提案を募集し、事業者に対し必要な経費の一部を補助します。詳しくは「要綱・様式等」をご確認ください。
事業について
(1)事業名
熊本市町屋利活用モデル事業
(2)対象地域
熊本市歴史的風致維持向上計画に定める重点区域(城下町地区・川尻地区)
(3)対象町屋
原則として、昭和25年以前に伝統工法によって建てられた木造の建造物で、現在利用されていない町屋や町屋の一部等
(国、地方公共団体その他の公共的団体が所有する以外のもの)
(4)用途・条件
・地域の賑わい創出や回遊性の向上はもとより、訪れる人がその建物や周辺地域で上質な時間を過ごすことに資する用途や空間構成であること。
・令和7年度(2025年度)中に、補助対象となる工事が完了すること。
・改修後の一定期間、公開範囲を協議のうえ、広く公開すること。
(5)募集件数
合計2件程度(予算上限に達し次第終了)
補助事業に係る調査及び設計費、耐震補強費、外観保存・修景費(通りなどの公共空間から見える外観)、内部改修費、その他これらに準じる経費で市長が認めるもの。ただし、内部改修費の対象は、建物に付随した一体不可分な従物に限ります。
(2)補助率
補助対象額の合計額の1/2以内(限度額300万円)
令和7年6月2日(月) ~ 令和7年6月13日(金)必着 ⇒その後、参加資格者の決定
(2)事業提案書提出期間
令和7年6月20日(金) ~ 令和7年6月26日(木)必着 ⇒その後、審査の上事業者の決定
(3)提出先
持参の場合 熊本市役所11階 都市デザイン課まで持参ください。
郵送の場合 〒860-8601 熊本市中央区手取本町1番1号 熊本市長(熊本市都市建設局都市政策部都市デザイン課)宛
(4)提出様式
(5)審査
事業の審査については、参加資格者と決定された者につき、事業提案書等の書類及びヒアリングにより、熊本市歴史まちづくり協議会部会が審査します。
(6)その他
募集期間内に申し込みが無い又は予算上限に達しない場合には、再募集を行うことがあります。
補助金の交付について
(1)熊本市町屋利活用モデル事業補助金交付要綱に基づき交付いたします。
(2)補助金交付申込書に基づき補助金の交付額を決定し、文書で通知します。なお、交付決定の後でなければ、工事に着手することはできません。
(3)補助金の交付は工事完了後とします。
(4)補助事業が完了したときは、その日から30日を経過する日又は当該年度の末日のいずれか早い日までに、市長に対し所定の完了報告を行ってください。
(5)補助金の交付決定の取消しがあった場合、市は期限を定めてその返還を請求することに加え、違約加算金の納付を求めることとなります。また、補助金の返還等がされない場合において、市が補助対象者に対し支払うべき他の補助金等があるときは、当該他の補助金等の交付を一時停止することがあります。
※補助金交付の制限及び条件については、補助金交付要綱及び募集要領をご確認ください。
川尻地区第1号案件【川ぐら】
物件名:川ぐら(住所:熊本市南区川尻3丁目17-17)
築年数:104年
事業内容(利活用用途):
空家であった町屋を用途変更し、1階を交流の場や新規出店者等のチャレンジショップ(約71平方メートル、厨房施設有)・2階を多目的用途のレンタルスペース(約70平方メートル)として利活用を行う。
※チャレンジショップやレンタルスペースの利用を随時受付中。
城下町地区第1号案件【早川倉庫 WORKING SPACE“素心吟舎(そしんぎんしゃ)”】
物件名:早川倉庫(住所:熊本市中央区万町2丁目4)
築年数:143年
事業内容(利活用用途):
母屋2階の一部(約80平方メートル)を用途変更し、人が集い、発想し、実践するコミュニティの場(ワーキングスペース)として利活用を
行う。また、地域との連携も視野に入れ、まちづくり活動も展開していく予定。
早川倉庫 WORKING SPACE 素心吟舎ホームページ
(外部リンク)
●外観


●内観(改修前)


●内観(改修後)
