報道資料
本市では、令和5年度(2023年度)から自転車ヘルメットの着用や自転車の交通安全に取り組む学校を「熊本市自転車安全利用モデル校」として認定する制度を設けました。今回、モデル校の県立熊本工業高校の取組として、下通繁栄会副会長の長江浩史氏を招聘し、生徒や教職員に向けた自転車に関する交通安全講演会を開催しますので、下記のとおりお知らせします。 |
1 日時 令和6年(2024年)5月24日(金)14時35分~15時25分まで
2 場所 県立熊本工業高校 体育館(中央区上京塚町5番1号)
■長江 浩史(ながえ こうじ)氏の紹介
・1963年生まれ
・下通繁栄会副会長,下通二番街商店街振興組合理事長
・「Street Art-plex Kumamoto」など中心市街地で様々な事業を展開している。
・官民連携のまちづくり団体「WeDOくまもと」の代表を務め、誰もが移動しやすく暮らしやすい熊本市を作るために奔走される。
・FM791「ラジオリンカーン」にパーソナリティーとして出演されるなど、マルチに活動中。
長江氏は、2014年3月、自転車事故による脊髄損傷の大ケガで車いす生活となり、現在も懸命にリハビリに取り組まれています。
熊本工業高校では、約1200人の生徒が文武両道に励んでおり、令和6年4月には、自転車通学許可の条件に自転車ヘルメットの着用を
盛り込み、現在、全員が登下校時にヘルメットを着用しています。着用開始時のこの機会に、長江氏からご自身の経験や自転車の交通安全
について、生徒や教職員に伝えていただくことになりました。
■熊本市自転車安全利用モデル校とは?
市内での自転車関連の事故件数は、令和2年まで減少傾向でしたが、令和3年、令和4年、令和5年と毎年増加しており、自転車の交通安全
の確保は喫緊の課題となっています。このようなことから、熊本市では、自転車の交通安全に取り組む学校を「自転車安全利用モデル校」
として認定し、教育委員会や熊本県警察の協力のもと、講師の派遣や資料の提供、自転車ヘルメットの提供など、「自転車の交通安全」に
取り組むものです。
〇熊本市自転車安全利用モデル校
・真和高校
・熊本県立熊本西高校
・熊本市立必由館高校
・熊本市立千原台高校
・熊本県立熊本工業高校