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【報道資料】熊本市内の飲食店での食中毒発生に伴う営業停止処分について

最終更新日:
(ID:55614)

報道資料

  本日、食中毒発生に伴い飲食店への営業停止処分を行いましたので、お知らせします。


1 概要

(1)探知
  令和6年(2024年)5月31日(金)、熊本市内在住の方から熊本市保健所に「5月25日(土)に市内の飲食店を2名で利用し、2名とも体調異常を呈している。」との連絡がありました。

(2)調査
  当該グループは職場の同僚2名で、5月25日(土)21時頃から当該飲食店で食事をしており、5月27日(月)夜から翌日未明にかけて下痢、腹痛などを発症し、そのうち1名が医療機関を受診していることが判明しました。

(3)決定
  有症者2名の共通食に当該飲食店での食事があり、また、有症者の検便検査結果、喫食状況や発症状況、当該飲食店での調理状況から、この飲食店の食事を原因とする食中毒と断定し、この飲食店に対して営業停止を命じました。

2 有症者の状況

(1)発症日時  令和6年(2024年)5月27日(月)20時頃(初発)
(2)主な症状  下痢、腹痛
(3)喫食者数  2名
(4)有症者数  2名(男性2名、年齢20歳代)
(5)その他   医療機関受診者1名(入院者0名)2名とも現在は回復している。

3 原因食品   5月25日(土)に当該飲食店で提供された食事(加熱不十分と思われる鶏肉料理を含む)(21時頃喫食)

4 病因物質   カンピロバクター

5 措置等    営業停止 令和6年(2024年)6月7日(金)から6月8日(土)までの2日間


《カンピロバクターによる食中毒について》
〔特徴〕 家畜、家きん類の腸管内に生息し、食肉(特に鶏肉)、臓器や飲料水を汚染する。乾燥に極めて弱く、また、通常の      加熱処理で死滅する。
〔症状〕 潜伏期は2~5日とやや長い。発熱・倦怠感・頭痛・吐き気・腹痛・下痢など。少ない菌量(100個程度)でも発症。
〔過去の原因食品〕 食肉(特に鶏肉)、飲料水、生野菜など。
〔対策〕・食肉は十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)を行う。
    ・食肉は他の食品と調理器具や容器を使い分けて処理や保存を行う。
    ・食肉を取り扱った後は、手を洗ってから他の食品を取り扱う。
    ・食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌・乾燥を行う。


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