報道資料
令和6年6月12日(水)午前8時30分、西区土木センター内で不正な廃棄物投棄を行った元職員に対して行政指導を行いました。元職員が行った行為ではありますが、不正に廃棄物を投棄することは絶対あってはならないことで、市民の皆様へお詫びいたしますとともに、再発防止に向け管理体制の強化に努めてまいります。 |
1 不正な廃棄物投棄の概要
令和6年4月13日(土)の午前11時30分頃、元西区土木センター職員が、西区土木センター敷地内に無断で侵入し、駐車してある
塵芥車(パッカー車)に、不正に廃棄物を投棄したもの。
2 経緯
令和6年5月15日(水) 報道機関より当該事案についての情報提供を受ける。
5月16日(木) 元職員に事情徴取
南署へ被害について相談
5月22日(水) 元職員に事情徴取(2回目)
6月12日(水) 元職員に対して口頭による行政指導を実施
3 行政指導について
(1)行政指導の内容
本件行為は、「熊本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」に違反しており、二度と今回のような行為を行わないよう口頭による
厳重注意を行い、「覚書」を交わした。
(2)行政指導とした理由
常習性は無く、当事者も反省の意を表していることや、投棄したごみの量(3~4袋程度)を勘案すると、犯罪の重大性が高いとは言い難い
ことから顧問弁護士にも相談のうえ、刑事告訴は行わず行政指導を行った。
4 廃棄物を捨てた理由(元職員への聞き取り)
元職員は、焼却施設への家庭ごみの持ち込みを考えていたが当センター入口の門が開いていたことから敷地内に入り塵芥車(パッカー車)に、
安易にごみを捨てたとのこと。なお、平日夜間や土日祝祭日等、職員不在時は出入口の門扉は施錠しているが、当日は、当センター職員が
勤務のため門扉は開放していた。
5 再発防止策
〇管理体制の強化
・センター業務が行われていない休日、祭日は職員が勤務している際も門扉を施錠
・当センターの出入り口2ヵ所のカギを交換。
・パッカー車の後ろ扉にも新たにカギをかける。
・不定期にカギの番号を変更。