報道資料
市民病院において、患者の個人情報が漏えいする事案が発生しました。関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、二度とこのようなことが発生しないよう、再発防止を徹底してまいります。なお、詳細は以下のとおりです。 |
1 概要
看護師が患者A氏に次回の診察日等が記載された予約票等を渡す際に、患者B氏の電子カルテの画面を印刷した用紙1枚が紛れてしまい、
患者B氏の個人情報が漏洩したもの。
2 漏えいした個人情報
氏名、年齢、血液型、身長、体重、指導内容、次回の予約、検査予定
3 経緯
R6.7.31 看護師は医師に患者B氏のカルテ情報を説明するため電子カルテの画面を1枚印刷。また、患者A氏に次回診療に関する
説明をするため、予約票や入院までの説明用紙を机上に置いた際に、B氏のカルテ情報を印刷した用紙1枚も混入し、そのまま交付。
R6.11.1 患者A氏から、予約票に患者B氏のカルテ情報を印刷した用紙が紛れていたとの報告を受け、当該文書を回収。
4 事案発生後の対応
R6.11.1 A氏へ謝罪を行うとともに、経緯を確認。1週間ほど前に予約票を確認したところ、他の患者の用紙が入っていることに気づき、
持参した。名前も覚えていないし、何が書いてあるかもよく見ていない。
R6.11.6 B氏へ経緯を説明し、謝罪
なお、本件において漏えいした個人情報は、個人情報の保護に関する法律施行令第2条第1号の「要配慮個人情報」を含むため、
同法第68条第1項により、11月8日に国の個人情報保護委員会に報告した。
5 原因
患者に渡す書類の内容確認を怠ったため。
6 再発防止策
・患者に渡す書類に患者情報の誤りがないか、1枚1枚確実に内容確認する。
・患者に交付しない書類も含め、看護師が取り扱う書類は、必ずファイルに入れて管理する。