本市では、相次ぐ倒木事故を受けて公共施設の樹木を総点検した結果、約4,500本の樹木が老木や病害虫被害などで撤去を余儀なくされました。改めて先人から引き継いだ緑の価値を見つめ直し、市民・企業・行政の共創により、50年後も愛される上質で緑豊かな熊本づくりを進めるため、森の都再生プランを策定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1 策定日 令和6年(2024年)12月26日
2 本プランの内容
(1)テーマ 共創による50年後も愛される“森の都くまもと”の再生
(2)計画期間
熊本市緑の基本計画の計画年次と同じ令和12年度(2030年度)まで
重点プロジェクト:令和7年度(2025年度)~令和9年度(2027年度)
(3)ポイント
〈重点プロジェクトの事業展開〉
(1)森の都“2万本”植樹大作戦
公共施設(街路樹、公園等)、民有地(個人宅、企業)に、今後3年間で2万本の植樹を進めます。
(2)くまもとの緑を守ろうプロジェクト
街路樹に近接する地下埋設工事における届出制の導入、倒木リスクの高い樹木(サクラ、ケヤキ)の定期的な
樹木点検を実施します。
(3)森の都アカデミープロジェクト
業界と連携した樹木剪定講習会の開催、緑業務に従事する新任行政職員の研修会の開催など、人材育成の
プロジェクトを進めます。
※概要版:別添のとおり