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【報道資料】電車の脱線に伴う区間運休の解除について

最終更新日:
(ID:61140)

 令和6年12月31日(火曜日)に発生した脱線事故の影響により、現在、上下線とも水道町停留場~辛島町停留場間で運行を見合わせておりますが、レールの補修工事を行い、試運転を行った結果、安全性が確認できたことから、1月3日(金曜日)始発から全線での運行を再開いたします。


1 事故状況について

・熊本城・市役所前停留場~花畑町停留場間のレールは、熊本城・市役所前停留場のバリアフリー化に伴い、直線ではなく、
 左右に若干カーブしている。

・事故車両は、上り熊本城・市役所前停留場を発車し、花畑町停留場に向けて進行していたところ、城見町通り
 (入江パーキング前の通り)との交差点付近で進行方向に向かって左側に脱線した(当該箇所は右カーブ)。

・事故車両は2両編成の低床車両であり、後側車両の台車の車輪が脱線していた。


2 脱線事故の原因について

・調査の結果、事故車両には異常がない事を確認。

・レールに関しては、事故後の測定で、軌間(レール幅)が基準値を超えた箇所があり、そうした状況の中で、右カーブで
 左側に遠心力が加わり、脱線につながったと考えられる。

・レール状況を調査したところ、原因としては、12月7日に、今回の脱線発生区間の前後の区間(脱線箇所は含まれない区間)
 で実施したレール整正工事(基準幅へのレールの移動と固定)によって両側から力が加わった事でレールにひずみが生じ、
 その後車両通過の振動等により脱線発生区間の軌間の拡大に徐々に影響を及ぼしたと推定【別紙】。


3 対策について

・広がった軌間を基準値内に収めるよう、レール整正を行うとともに、レールのひずみを取るためにレールを切断し、
 レールの長さを調整(本日17時半頃に工事完了)。

・工事完了後試運転を行い、全車種(単車、低床車、新型車)で安全性を確認。 

・当該区間については、当面の間、レール変位状況を定期的に確認することとし、レールの変位がない事が確認できるまで、
 当該区間運行時は上限15km/hの速度制限を設定。


4 区間運休の解除について

 解除日時:令和7年1月3日(金曜日)始発から



※関連する報道資料

電車の脱線の発生について(第1報)別ウィンドウで開きます

電車の脱線に伴う区間運休の継続について(続報)別ウィンドウで開きます

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