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【報道資料】市民のみなさまへの注意喚起~つつが虫病患者の発生について~

最終更新日:
(ID:61239)

令和6年(2024年)12月23日に、熊本市内の医療機関から熊本市保健所に対して「つつが虫病発生届」が提出されました。熊本市在住の患者としては、令和6年(2024年)1月以降においては初めての事例となります。
 この病気は、ダニに咬まれることで感染するため、感染予防対策としてダニに咬まれないようにすることが重要です。詳細は下記のとおりです。

1.患者に係る情報
 70歳代、男性、熊本市東区 ※熊本市在住の患者としては、令和6年(2024年)1月以降において初めての事例となります。
2.経過
 12月 7~8日 熊本県内で樹木の手入れを行う。
 12月10日 倦怠感と食欲低下の症状あり。
 12月12日 悪寒と一時的に右上下肢麻痺が出現し、熊本市内の医療機関Aに救急搬送され、受診後、帰宅。
      倦怠感と食欲低下が持続。発熱はなし。
 12月13日 体幹に発疹が出現。市販外用薬を塗布するが、改善なし。
 12月20日 医療機関Aの紹介により、熊本市内の医療機関Bを受診し入院。発熱(37.9℃)及び全身に発疹あり。
      抗生剤の投与が開始される。医療機関Bから熊本市保健所へつつが虫病疑い患者として検査依頼。
 12月23日 検査の結果、つつが虫病の陽性判明。医療機関Bから熊本市保健所へ発生届が提出される。
      現在、入院中だが解熱し、食欲も回復。
3.患者の発生状況 ※令和6年(2024年)第1~50週(1月1日~12月15日)時点
 全国 291件、熊本県 8件、熊本市 2件(市外在住)
4.つつが虫病について
 つつが虫病は、病原体(リケッチア)を保有するダニに咬まれることで感染します。潜伏期間は5~14日で、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症します。感染予防対策としては、ダニに咬まれないようにすることが重要です。
 野山などに立ち入る際は、(1)長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かない、(2)ダニ忌避剤を使用する、(3)作業後早めに入浴し、ダニの付着について確認を行うことが大切です


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