10月31日(木曜日)10時27分頃、南区で発生した救急事案において、突然倒れた心肺停止状態の男性に対し、一般市民が連携して応急手当を実施し、病院到着時に自己心拍及び自発呼吸が再開し、尊い命が救われました。突然の出来事にも関わらず、連携協力して行われた救命活動に敬意を表し、以下のとおり消防署長表彰を行いますので、下記のとおりお知らせします。
1 日 時
令和6年(2024年)12月23日(月曜日)10時00分~
2 場 所
南消防署(南区平田2丁目13番1号)
3 出席者
(1)個人表彰
藤木 琢也(ふじき たくや)様
宮﨑 龍次郎(みやざき りゅうじろう)様
鎌田 日佐虎(かまだ ひさとら)様
(2)企業表彰
西日本電工株式会社 代表取締役社長 釘本 洋(くぎもと ひろし)様
4 表彰者 南消防署長 消防監 本田 宏(ほんだ ひろし)
5 概 要
令和6年(2024年)10月31日(木曜日)10時27分頃、南区にあるゴルフ練習場で一般客の男性が卒倒し、それを目撃したゴルフスクールインストラクターの藤木氏が他の施設利用者に119番通報とAEDを持参するよう依頼し、自身は胸骨圧迫を実施。施設利用者から状況を聞いた当該施設工事関係者の宮﨑氏が、隣接する西日本電工株式会社に設置されているAEDを取りに行き、一緒に現場へ向かった同社従業員の鎌田氏が男性にAEDパットを装着しショックを実施。その後、救急隊が到着し2回目のショックを行うも、意識は戻らなかったため、救急隊員と藤木氏が連携し、救急車内に収容するまで胸骨圧迫を継続したもの。男性は病院到着時に自己心拍及び自発呼吸が再開し、一時入院治療後に退院して、現在は通常生活を送るまで回復したもの。