令和8年度(2026年度)熊本市立学校教員採用選考試験の主な変更点及び日程についてお知らせいたします。詳細は、以下のとおりです。
1 主な変更点
(1)大学3年生チャレンジ選考試験を実施します
大学3年次に、前倒しして一次試験の教職科目と専門教科、特別支援教育の試験を受験できます。令和8年度選考試験の一次試験において一定の点数を満たした大学3年生を「選考通過者」とします。選考通過者が4年生になり、令和9年度選考試験において、選考通過した校種等・教科等で受験する場合は、一次試験を免除します。なお、大学3年生チャレンジ選考試験の不合格者は、令和9年度選考試験の一般選考等で受験することができます。
(2)大学推薦制度(一次試験の全免除)の対象校種等を拡大し、評価の「優」以上を80%以上から70%以上に変更します
小学校一般に加え、小学校特別支援教育推進、中学校・高等学校一般(※一部教科)、中学校・高等学校特別支援教育推進も大学推薦制度の対象とし、大学3年(大学院は大学院1年)までの取得単位科目の評価が「優」「良」「可」のうち、「優」以上が70%以上である志願者は、一次試験を全免除とします。
対象校種・教科等
○小学校(一般)
○小学校(特別支援教育推進)
○中学校・高等学校(一般)… 国語・数学・理科・美術・家庭・英語
○中学校・高等学校(特別支援教育推進)
(3)熊本市の臨時的任用教員等を対象とした一次試験の全免除を24か月以上経験から12か月以上経験に変更します
令和7年(2025年)5月1日において、熊本市立学校の臨時的任用教員(常勤講師、養護助教諭)、育児休業代替任期付教員又は学校栄養職員として任用されており、令和2年(2020年)4月1日から令和7年(2025年)4月30日までの期間内に、通算で12か月以上の勤務経験がある方は、第一次選考試験を全免除します。
(4)過去に国公立学校において正規教員の経験がある方は、令和8年度(2026年度)選考試験の一次試験を全免除します
過去に国公立学校(熊本市立学校及び熊本県公立学校を含む。)における正規教員(任期を定めて採用された教員を除く。)として勤務していた方で、令和7年(2025年)4月30日までに、受験する同校種・職種・同教科で通算して36か月以上の勤務経験(休職及び育児休業等の期間を除く。)となる方は、令和8年度選考試験の一次試験を全免除とする免除制度を新設します。
(5)国公立学校において臨時的任用教員等の経験がある方は、令和8年度(2026年度)選考試験の一次試験を全免除します(対象校種等に限る)
国公立学校(熊本市立学校及び熊本県公立学校を含む。)における臨時的任用教員(常勤講師)、育児休業代替任期付教員として任用されている方又はされていた方で、令和2年(2020年)4月1日から令和7年(2025年)4月30日までに、受験する同校種・同教科で通算して36か月以上の勤務経験(休職及び育児休業等の期間を除く。)となる方は、次の対象校種等に限り、令和8年度選考試験の一次試験を全免除とする免除制度を新設します。
対象校種等
○小学校(一般)
○小学校(特別支援教育推進)
○中学校・高等学校(一般)… 国語・数学・理科・美術・家庭・英語
○中学校・高等学校(特別支援教育推進)
(6)特別支援教育推進区分(一般との併願を含む)については、採用後2年以内の免許状取得で受験できます
特別支援学校、盲学校、聾学校、養護学校教諭のいずれかの普通免許状を持っていなくても、教育職員免許法認定講習等により、原則、令和10年(2028年)3月31日までに取得することを条件に受験できます。
2 試験日程
第一次選考試験 令和7年(2025年)6月15日(日)
第二次選考試験 令和7年(2025年)7月下旬~8月上旬に実施予定
※詳細は、4月中旬頃にホームページ掲載予定の実施要項でご確認ください。同時に、電子申請サービスにて出願受付を開始します。