都市政策研究所では、令和6年(2024年)12月18日(水)、熊本学園大学付属産業経営研究所と、下記のとおり意見交換会を開催しました。
概要

|
学生との意見交換会の様子 |
開催概要
【日時】 令和6年(2024年)12月18日(水)午後4時~午後5時
【会場】 熊本市役所 本庁舎5階 庁議室
【内容】 熊本学園大学生からのテーマ発表
■テーマ1
交通渋滞「熊本市の渋滞をなんとかしたい」
■テーマ2
少子化「熊本市の少子化対策-離婚率低下への経済的アプローチー」
【参加者】熊本学園大学生12名
要旨
【学生からのテーマ発表】
■テーマ1:交通渋滞「熊本市の渋滞をなんとかしたい」
マイカー利用の規制を促すことが、結果的に渋滞緩和に繋がるのではないか。海外の事例(シンガポールで導入している渋滞課金制度)を参考に、熊本市街地に乗り入れる車両に税を課す。また、公共交通機関利用促進のために、補助金を出して運賃を値下げするのは有効ではないか。
■テーマ2:少子化「熊本市の少子化対策-離婚率低下への経済的アプローチー」
熊本市が総務省統計局「国勢調査」(2020)で、母子家庭世帯割合が大都市中1位であることに着目し、離婚率を下げることが少子化対策に繋がるのではないか。離婚率の低下には、データ分析の結果から、共働き世帯の割合が増えることが離婚率を下げるひとつの要因になると示されている。宇都宮市を参考に、保育所に入所するための条件や基準を見直すことで、労働時間の長い共働き家庭の子どもを優先的に入居できるような仕組みを導入してはどうか。
【市長コメント】
経済学の視点でデータを分析し、課題を抽出したうえで、先進事例を参考に解決策をまとめられており、まさにEBPMに基づく素晴らしい提言だった。また学生らしい視点から提言いただき、ありがとうございました。
意見交換会の要旨は
こちら(PDF:183.8キロバイト) 
※意見交換会要旨の文責は都市政策研究所にあります。
※熊本学園大学ホームページ
(外部リンク)にも掲載されています。ご覧ください。