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【報道資料】熊本市内の飲食店での食中毒発生に伴う営業停止処分について

最終更新日:
(ID:62508)

 食中毒発生に伴い飲食店への営業停止処分を行いましたので、お知らせします。


1 概要
(1)探知
令和7年(2025年)2月18日(火)、当該飲食店から「2月16日(日)の12時頃に訪れた客から、6人で利用し4人が体調異常を呈していると連絡があった。当日利用した他のグループに確認したところ、当該グループ以外にも体調異常を呈しているグループがあることがわかった。」と連絡がありました。

(2)調査
調査の結果、2月16日(日)の昼に当該飲食店を利用した3グループ24人のうち19人が、2月17日(月)から2月18日(火)にかけて嘔吐、下痢、発熱などの症状を訴え、うち16人が医療機関を受診していることが判明しました。

(3)決定
有症者全員の共通食は、2月16日(日)の当該飲食店での食事のみであり、食事以外からの感染経路は考えられませんでした。
また、有症者及び調理従事者の検便結果、有症者の喫食状況や発症状況から、当該飲食店での食事を原因とする食中毒と断定し、当該飲食店に対して営業停止を命じました。

2 有症者の状況
(1)発症日時  令和7年(2025年)2月17日(月)8時(初発)
(2)主な症状  嘔吐、下痢、発熱
(3)喫食者数  27人
(4)有症者数  19人(男性10名、女性9名、年齢10歳代~80歳代)
(5)その他   医療機関受診者16人(入院者0名)  有症者はいずれも快方に向かっています。

3 原因食品   2月16日(日)の当該飲食店での食事(12時頃喫食)

4 病因物質   ノロウイルスGⅡ

5 措置等
営業停止 令和7年(2025年)2月21日(金)から2月23日(日)までの3日間

【ノロウイルスの特徴】
・一年を通じて発生していますが、秋から冬に集中して発生します。
・食中毒と感染症の2つの『顔』を持ちます。
・感染力がとても強く、わずかなウイルスがついた食品・床・ドアノブ・便座などから感染し大規模な集団感染につながることがあります。
・感染から1~2日で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱等の症状がでます。
・3日程度で回復しますが、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児などは、吐いたものを気管に詰まらせたり、脱水症状があらわれることがあります。

【ノロウイルス食中毒の予防対策】・・・3つの『しっかり』を励行しましょう!
★石けんをよく泡立てて、しっかり手洗い!(2度洗いが効果的)
★調理するときは、食材の中心部までしっかり加熱!(85~90℃ 90秒以上の加熱)
★調理器具などは、しっかり洗浄・殺菌!
 ・85℃以上の熱湯で1分間以上
 ・塩素系漂白剤で浸すように拭き、10分後水洗い
★エタノールや逆性石けんはあまり効果がありません。




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