熊本市公式サイトトップへ

緊急情報

Language
閲覧支援
文字サイズを変更する
拡大標準
背景色を変更する
青黒白
音声読み上げ
やさしい日本語

【報道資料】ノロウイルスによる食中毒注意報発令について

最終更新日:
(ID:62660)

 令和7年(2025年)2月28日、熊本市におけるノロウイルスによる食中毒注意報を発令しました。ノロウイルスによる食中毒は冬季に多く発生しています。感染性胃腸炎の患者が急増すると、その1~2週間後にノロウイルスによる食中毒が多発する傾向があります。感染性胃腸炎に係る熊本市内の定点医療機関(16医療機関)における感染性胃腸炎の患者報告数の全体平均が2週間連続して10人以上となったため、熊本市保健所では熊本市ノロウイルス食中毒注意報発令要綱により注意報を発令し、市民へ注意を呼びかけるとともに飲食店、集団給食施設、食品関係施設に対し、ノロウイルスによる食中毒防止のために必要な注意等の周知徹底を図ります。


[発令期間]令和7年(2025年)2月28日~3月31日

[注意・啓発事項]
1 食品衛生のルールを守りましょう。
(1)ノロウイルス食中毒の防止には、3つの対策が重要です。(ノロウイルスは少量のウイルス量で胃腸炎を発症させます。)
(1)調理従事者が感染しない。(2)食品につけない。(3)やっつける。です。
(2)調理前と用便後の手洗いを徹底しましょう。手洗いは、石けんをよく泡立てて、2度洗いをしましょう。
(3)ノロウイルスには、アルコール消毒はあまり効果がありませんので、しっかり手洗いをして、物理的に洗い流しましょう。
(4)食品は中心部まで十分加熱しましょう。(85~90℃で90秒間以上)
(5)まな板、包丁、ふきんなどの調理器具は、熱湯や塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒しましょう。
(6)生で食べる食品や調理済み食品には素手で触らないようにしましょう。
(7)食品を取り扱う人は下痢やおう吐等の症状がある時は、調理に従事しないようにしましょう。

2 家庭においては、特に次のことにも注意しましょう。
(1)おう吐物や下痢便等の処理の際には、十分な換気や、使い捨て手袋をする等、自分がウイルスに感染しないように注意をして、慎重かつスピーディに行いましょう。
(2)家族で下痢等の症状がある人は最後に入浴する、おう吐物がついた洗濯物は他のものと分ける、トイレの便座、ドアノブなどの消毒を徹底するなど、日常生活でもいつも以上に感染拡大を防ぐ注意が必要です。

3 餅つきによるノロウイルス食中毒も注意が必要です。餅つきをする際には、特に次のことをお願いします。
(1)体調の悪い人は、餅に触れないようにしましょう。
(2)作業前の手洗いを徹底しましょう。(石けんをよく泡立てて2度洗いをしましょう)手洗いに使用するタオルは共用せず、ペーパータオル等で拭きましょう。
(3)臼・杵は事前に熱湯で消毒しましょう。
(4)返し水はこまめに取り換えましょう。容器も洗浄したものと交換しましょう。
(5)団体などで行う食バザーに該当する場合は、熊本市保健所食品保健課にバザー開催届の提出をお願いしておりますので、事前にご相談下さい。

[参考]感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの届出数
第08週(令和7年(2025年)2月17日~2月23日)14.31
第07週(令和7年(2025年)2月10日~2月16日)10.69

[別添資料]
【別添1】STOP!ノロウイルス食中毒(食品保健課作成啓発リーフレット)
【別添2】熊本市ノロウイルス食中毒注意報発令要綱

併せて、ウェルパルくまもと1階に「ノロウイルス食中毒注意報発令」の垂れ幕を設置しました。



このページに関する
お問い合わせは
(ID:62660)
ページの先頭へ
© 2025 Kumamoto City.