子どもによるオンラインゲームでの無断課金にご注意ください 最終更新日:2025年3月24日 (ID:63080) 印刷 トラブルに遭わないための注意点を確認し、消費者被害を未然に防ぎましょう。 子どもが無断でオンラインゲームに課金してしまったという保護者からの相談が多く寄せられています特に、スマートフォンやタブレット端末での小学生・中学生の無断課金に関する相談が目立ちます。そこで独立行政法人国民生活センターでは、子どものオンラインゲーム無断課金が生じやすい場面と対策をまとめました。 子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!!(PDF:226キロバイト) 参考:独立行政法人国民生活センター (2024年3月)(外部リンク)保護者へのアドバイス・保護者のスマホで遊ばせる場合は、保護者のアカウント(AppleやGoogle)は必ずログオフしましょう。・保護者の古いスマホや子ども専用のスマホで遊ばせる場合は、子ども専用のアカウントを作成し、「ペアレンタルコントロール」機能を利用して保護者が管理しましょう。この機能で課金を承認制に設定できます。民法では、未成年者が保護者の同意なく契約した場合は取り消すことができます。ただし、未成年者が成人と偽った場合は、未成年者取消が認められず、事業者が返金に応じない場合もあります。ネットでの課金は、対面販売ではないため、事業者として「本当に未成年者がした課金なのか?」「成人がした課金ではないのか?」といった疑義が残れば、返金に応じてもらえません。クレジットカードの管理をきちんとしましょう。カードの名義人ではない子どもがクレジットカードを利用してしまった場合、クレジットカード会社から、カードの名義人に対して管理責任を問われることもあります。また、子どものスマホにクレジットカード情報を入力した際は忘れずに削除してください。子ども自身が考えて適切にゲームと付き合えるように、子どもと一緒に行う対策も重要です。子どもが遊ぶゲームの課金の仕組みを一緒に確認したり、オンラインゲーム課金についてルールを決めたりしましょう。なお、課金の取り消しが可能となった場合には、課金により入手したゲーム上のアイテムやポイント等を返還する義務を負うことになります。前もって、ペアレンタルコントロール機能や、スマートフォンの決済時にパスワード入力を必要にするなどの設定をしておくようにしましょう。関連情報<消費者庁情報> ◻オンラインゲームトラブル(外部リンク)(消費者庁ホームページ)<消費者センターホームページ>◻【見守り情報】子どもがオンラインゲームで無断決済!家庭内でルール作りを!消費者トラブルで困ったら、一人で悩まず、まずは熊本市消費者センターにご相談ください。(熊本市消費者センター相談専用ダイヤル:096-353-2500)相談時間は、祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までです。