部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、学習指導要領に位置付けられた活動です。一方で、部活動の設置・運営は、法令上の義務として求められるものではなく、必ずしも教職員が担う必要がない業務と位置付けられていますが、実態としては、教職員の献身的な勤務によって支えられており、持続可能な部活動と学校の働き方改革の両方を実現していくことが求められています。
そのような現状を踏まえ、令和4年(2022年)12月に本市は外部有識者等からなる「熊本市部活動改革検討委員会」を設置し、学校部活動においてこどもの多様な体験の機会を確保するとともに、持続可能な運営を図るための今後の在り方について全10回の議論が行われ、令和6年(2024年)3月に「新しい学校部活動の在り方について(答申)」が提出されました。
答申を踏まえ、令和7年(2025年)3月に本市で、こどものスポーツ・文化芸術活動の機会を確保するとともに、熊本市立中学校における部活動の持続可能な運営に向けた取組を総合的・計画的に推進するため、「熊本市立中学校における新しい学校部活動の在り方」を定めました。
熊本市立中学校における新しい学校部活動の在り方(令和7年3月策定)
熊本市部活動改革検討委員会について
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