作成した背景・目的
地域のまちづくりは、地域住民自らが考え、自らの役割を自覚し、日常生活の中で発生する地域の課題をお互いに協力し合って解決し、地域毎に特色のある住み良いまちづくりを進めるものであり、その中心となる団体が町内自治会です。
町内自治会の活動は、防犯活動などの住民生活に直接関わるものや、夏祭りなどの住民同士の交流促進などに加え、行政情報の周知や行政事業の連絡調整などの本来行政が行うべき事業も担っていただくなど市政運営においても欠かせないものです。
「熊本市町内自治会組織の運営に関するガイドライン」は、少子高齢化などの社会変化や市民の価値観の多様化に伴う地域コミュニティの希薄化や担い手不足による地域活動の停滞などの町内自治会が抱える課題解決や町内自治会が今後も持続可能な運営ができるよう支援するために作成したものです。内容としては、5つの項目に分かれており町内自治会の組織運営に関する基本的な事項を取りまとめたものになります。
構成内容
(1) 町内自治会の役割と現状 編
(2) 町内自治会の運営と活動 編
(3) 会計事務 編
(4) 持続可能な町内自治会へ 編
(5) 熊本市の町内自治会に対する支援 編