九州市長会防災部会(部会長:福岡市長)は、鹿児島県総合防災訓練と連動した実働訓練を実施します。
九州市長会(会長:熊本市長)では、九州の各市が一体となって災害に対応することを目的に「九州市長会における災害時相互支援プラン」を策定しており、11市で構成される防災部会が中心となって災害時に迅速に被災地支援を行う体制を構築しています。また、陸上自衛隊西部方面隊と九州市長会で、「災害等対応における相互協力協定」を締結し、九州各地で訓練を実施してまいりましたが、県が行う総合防災訓練と連動して実施するのは、初めての取り組みになります。
今回の訓練成果については、南海トラフ地震等の大規模災害における関係機関との連携に活かしてまいります。
1 実施日等 令和7年5月24日(土) ヘリ輸送(人員、車両、物資)、令和7年5月25日(日) ヘリ輸送(人員)・避難所支援
2 実施場所 九州内各地『防災部会構成市、陸上自衛隊高遊原分屯地(熊本)・川内駐屯地(鹿児島)、
鹿児島県さつま町(宮之城運動公園・総合体育館)』
3 訓練想定 鹿児島県さつま町で震度6弱の地震発生を想定。
九州市長会における災害時相互支援プランに基づき、鹿児島県さつま町に対し即応支援を実施
4 内 容
・災害発生に伴うリエゾン(情報連絡員)隊、及び即応支援班を迅速に派遣するための手続き等の確認
・交通網遮断地域への支援を想定し、陸上自衛隊のヘリ、車両を利用して被災地へ移動
・防災部会構成市から支援人員派遣と物資輸送、避難所支援を実施
5 参加機関 防災部会構成市、陸上自衛隊西部方面隊 他(連動実施する鹿児島県総合防災訓練参加関係機関)
6 訓練スケジュール 別添報道資料を参照ください。