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【報道資料】熊本市内の飲食店での食中毒発生に伴う営業停止処分について

最終更新日:
(ID:65865)

※報道資料における関連URLやその他リンクについては、報道発表当時のものであるため、閲覧できない可能性があります。

 本日、食中毒発生に伴い飲食店への営業停止処分を行いましたので、お知らせします。


1 概要
(1)探知
令和7年(2025年)8月8日(金)、熊本市内在住の方から熊本市保健所に「8月2日(土)に市内の飲食店を16人で利用し、3人が体調異常を呈しており、1人は入院している。」との連絡がありました。
(2)調査
当該グループは知人16人で、8月2日(土)18時30分頃から当該飲食店で食事をしており、8月4日(月)夜から翌日にかけて3人が発熱、下痢などを発症していることが確認できたため、食中毒の調査を実施しました。
(3)決定
有症者3人の共通食は当該飲食店での食事のみであり、有症者の検便結果、喫食状況や発症状況等から、当該飲食店の食事を原因とする食中毒と断定し、当該飲食店に対して営業停止を命じました。

2 有症者の状況
(1)発症日時  令和7年(2025年)8月4日(月)20時頃(初発)
(2)主な症状  発熱、下痢
(3)有症者数  3人(男性1人、女性2人、年齢20歳代)
(4)その他   医療機関受診者1人(入院者1人)現在、1人は引き続き入院中、2人は快方にむかっています。

3 原因食品   8月2日(土)に当該飲食店で提供された食事(18時30分頃喫食)

4 病因物質   カンピロバクター

5 原因施設
(1)名称(屋号・商号) 鶏山(とりやま)
(2)業種        飲食店営業(一般食堂)
(3)営業者氏名     株式会社 Link Emotion(リンクエモーション)  代表取締役 立山 貴士(たてやま たかし)
(4)営業所所在地    熊本市中央区安政町2-23 とまとビル1階

6 措置等  営業停止 令和7年(2025年)8月13日(水)から8月14日(木)までの2日間

《カンピロバクターによる食中毒について》
〔特徴〕 家畜、家きん類の腸管内に生息し、食肉(特に鶏肉)、臓器や飲料水を汚染する。乾燥に極めて弱く、また、通常の加熱処理で死滅する。
〔症状〕 潜伏期は2~5日とやや長い。発熱・倦怠感・頭痛・吐き気・腹痛・下痢など。少ない菌量(100個程度)でも発症。
〔過去の原因食品〕 食肉(特に鶏肉)、飲料水、生野菜など。
〔対策〕 
・食肉は十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)を行う。
・食肉は他の食品と調理器具や容器を使い分けて処理や保存を行う。
・食肉を取り扱った後は、手を洗ってから他の食品を取り扱う。
・食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌・乾燥を行う。



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