熊本城で唯一現存する五階櫓である「宇土櫓」。現在、平成28年熊本地震からの復旧工事において、櫓と石垣の解体調査が進んでいます。このシンポジウムでは、宇土櫓が現在に至るまでどのような歴史を歩んできたのかを振り返るとともに、解体で明らかになった調査成果について報告します。さらに、学術調査を経て国宝となった松江城天守と比較することで、宇土櫓の特徴を明らかにしながら、その価値に迫っていきます。
開催日程
令和7年(2025年)11月22日(土)12時30分開会(受付開始:12時10分~)
会場
熊本市国際交流会館ホール(6・7階)
参加費
無料
申し込み
申し込み不要。当日先着順。
内容
12時30分 開会挨拶
12時35分 趣旨説明
12時40分 報告1「宇土櫓の概要について」木下泰葉(熊本城調査研究センター)
13時00分 報告2「宇土櫓解体調査成果速報」陣田武史(復旧整備課)・久保亮介氏(文化財建造物保存技術協会)
13時40分 休憩
13時50分 報告3「宇土櫓続櫓石垣解体調査成果速報」佐伯孝央(熊本城調査研究センター)
14時30分 報告4「国宝松江城天守と石垣調査について」飯塚康行氏(松江城・史料調査課)
15時20分 休憩
15時30分 シンポジウム 司会:伊東龍一氏(熊本大学名誉教授)
16時30分 閉会挨拶
オンライン配信
YouTubeでリアルタイム配信を行います。事前の申込は不要です。
配信のリンクは現在準備中です。