まちづくりを行う地域団体と地域貢献を考える企業がつながり、地域をさらに盛り上げるための集談会を開催しました。
「集談会」とは?
地域力を高め持続可能な地域を実現するため、地域と企業が一堂に会し、地域の課題解決や活動の継続に向けて”談話”をする場を設け、「企業の方にこのようなことを手伝ってもらいたい」、「うちの企業は地域にこのような貢献ができる」といった対話を通じて、協働に向けた“つながり”を築いていく取り組みです。
集談会の開催状況
北区を構成する4つの地域(植木・北部・清水・龍田)ごとに地域と企業の方にご参加いただき、集談会を開催しました。
植木地域
【開催日時】
令和7年(2025年)8月26日(火)
14時00分~16時00分
【集談会の様子】
植木地域では、地域や企業から約60名が参加され、まずは参加していただいた企業の方から地域に貢献できることをPRしていただき、その後、地域の方からは植木地域校区自治協議会連合会で取り組まれている事業をご説明いただきました。これを踏まえ、企業と地域の方が一緒になって5つのグループにわかれ、お互いが抱える課題を共有したり解決に向けたアイデアなどを出し合ったりする時間を過ごしたことで、交流やつながりを深めるための自由な対話の場とすることが出来ました。
【参加者の声】
・すごく刺激を受け、考えさせられる時間となりました。貴重な経験をありがとうございました。
・多方面のお話を聞くことができて、今後も連絡を取っていきたい方々との突破口をいただきました。
・地域企業の方から、子どもたちのために何かしたいと考えている方が多くいらっしゃると聞き、とっても感動しました。簡素化し続けるPTA活動の中、何か未来にずっと続けていける活動ができないものかと考えさせられました。
北部地域
【開催日時】
令和7年(2025年)8月27日(水)
14時00分~16時00分
【集談会の様子】
北部地域では、川上・西里・北部東の3校区を対象に、地域団体20名、企業30社(37名)を含む計83名が参加し、6グループに分かれて意見交換を行いました。北区の課題を共有した後、「こんなまちにしていきたい」「ずっと住みたいまちにするためにできること」を発表しながら、それぞれの立場から具体的な意見が交わされ、今後の協働に向けた第一歩となりました。
すでに行われていた小・中学校の見守り活動を連携して実施する提案や、防災訓練に企業が参加するなど、新たな取り組みも生まれました。 「これからもずっと住みたい北部地域に」という共通の想いをカタチにする、今後の協働に向けた力強い第一歩となりました。
【参加者の声】
・今後も継続して開催し、多くの企業の意見を聴ける場になってほしい。
・地域の活動を知る機会がなかったが、情報を知ることができて為になった。
・地域・企業のお互いの取組を知ることに意味があると思った。地域活動に参加し、地域を知り、自分達でできることを提案していこうと思った。
清水地域
・ここから実行に向かうことが大切だと思うため、ご縁を大切にしていきたい。
・より具体的な情報交換ができるよう、グループの人数をもっと少なくした方がコミュニケーションをとりやりやすいと感じた。
龍田地域
【開催日時】
令和7年(2025年)8月25日(月)
14時00分~16時00分
【集談会の様子】
龍田地域では、自治会の方々19名、企業43名(27社)など89名が、「まずはお互いを知ること」を目的に、6つのグループ(龍田・龍田西・弓削・武蔵・楠・楡木)に分かれて、“地域と企業が一緒にできること”について話し合いました。
イベント時の協力の重要性や、交通安全の呼びかけなど、多くのテーマが挙げられ、とても有意義な時間となりました。
【参加者の声】
・地域活動(イベントや防災訓練など)に、企業の方も一緒に協力して欲しい。
・地域の状況をお聞きしたことで、企業としてお役に立てるヒントをいただきました。
・新しい視点を気づかせていただく良い機会だと思いました。