熊本市では、公契約に関し、基本理念を定め、市及び事業者等の責務を明らかにするとともに、公契約に関する基本的な事項を定めることにより、市民に提供されるサービスの質の向上、適正な労働環境の整備及び事業者等の社会的評価の向上を図り、もって地域経済の健全な発展に寄与することを目的として「熊本市公契約条例」を制定し、令和7年(2025年)10月1日に公布しました。なお、条例の施行は、令和8年(2026年)4月1日です。
熊本市公契約条例の概要
市が取り組むべき方針について(条例第7条)
条例第7条の規定により、市は「基本理念を踏まえた公契約の締結及びその履行を確保するための取組方針を定める」こととされています。このため、発注者としての本市が実施する具体的な取組を盛り込んだ「熊本市公契約条例に基づく取組方針」を令和7年(2025年)10月1日に定めました。
公契約条例に関するポスター・チラシ
公契約業務に従事する皆さまに対し、本条例についてのお知らせをするためのポスターとチラシです。契約締結後に本ポスターをお渡ししますので、業務を実施する作業場所の見えやすい場所に掲示をお願いします。
適正な労働環境の確保に向けた取組に係る誓約書(条例第8条)
公契約に係る業務に従事する方の労働環境の整備を図るため、市と契約を締結する場合は、業者登録の申請時に労働関係法令等を遵守する旨を記載した誓約書を提出いただくこととなりました。適正な労働環境の確保に向け、ご協力をお願いします。
★令和8年(2026年)4月1日以降は、当該誓約書をご提出いただけていない場合、本市と契約締結ができません
【ご提出いただく書類】
■適正な労働環境の確保に向けた取組に係る誓約書
■就業規則届の写し ※労働基準監督署の受付印が押印されたページのみで可
■36協定届の写し ※労働基準監督署の受付印が押印されたページのみで可
(注)労働基準監督署の受付印がない場合は、就業規則届の写し及び36協定届の写しの1ページ目に「本資料は労働局へ提出したものに相違ありません」と記載、捺印(代表者印)の上、ご提出をお願いします
熊本市公契約条例検討委員会
本条例の制定に向け、有識者・労使関係団体等で構成された「熊本市公契約条例検討委員会」を設置し、様々な視点からご意見をいただきました。議事概要については、以下からご確認いただけます。
熊本市公契約条例(仮称)検討委員会 / 熊本市公式サイト
パブリックコメントの実施結果
市民の皆様から条例案に対するご意見を募集するため、以下のとおりパブリックコメントを実施しました。
実施期間
令和7年(2025年)5月1日(木)から令和7年(2025年)6月2日(月)まで
実施結果
意見提出者:21名
意見総数:49件
提出された意見