子どもへの性暴力~支援と未然防止のために~
性暴力被害者のためのサポートセンター「ゆあさいどくまもと」が開設されてから10年。
この間、当事者の声が上がり、男児・男性の被害が顕在化し、そして刑法が改正されるなど、性暴力を取り巻く社会情勢は大きく変化してきました。
それでもなお、子どもたちへの性暴力は後を絶たず、相談件数は増加している状況にあります。さらに、インターネットやスマートフォンなどの普及によりデジタル性暴力も広がり、低年齢化がみられます。
そこで、子どもへの性暴力の実態を正しく理解し、大人としてできる支援力を高めるとともに、被害・加害を未然に防ぐ備え等について考えます。
【日時】11月29日(土曜日)13:20~16:10
【会場】ホテル熊本テルサ テルサホール(熊本市中央区水前寺公園28-51)
【参加費】無料(申込が必要です) 申込は
こちら
から
【基調講演】
『子どもへの性暴力、その理解と支援~トラウマインフォームドケアの基本』
講師:野坂祐子氏(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)
【パネルディスカッション】
『学校で性暴力が起こったら~ひとりひとりができること~』
パネリスト :野坂祐子氏(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)
高岸幸弘氏(熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授)
田中慎一朗氏(熊本市立出水南中学校校長)
コーディネーター:政木ゆか氏
波口恵美子(ゆあさいどくまもと相談員)
※詳しくはチラシをご参照ください。
《主催》熊本県/公益社団法人くまもと被害者支援センター 《後援》熊本市 ほか
犯罪被害者について考えてみましょう
11月25日から12月1日は、犯罪被害者等が置かれている状況等について理解を深めていただく「犯罪被害者週間」です。
犯罪にあわれた方は、ある日突然、何の落ち度もないのに、身体的・精神的被害を受けるだけでなく、暮らしが一変し、事件解決後も様々な問題を抱えることもあります。また、根拠のないうわさ話や中傷などの二次被害に悩むこともあります。
ご遺族やご家族についても、同様に問題を抱えていたり、大切な人の命が奪われたり、傷つけられたことによる、自責の念に駆られることもあります。
「あなたや、あなたの大切な人が被害に遭ったらどうなるのか」を考え、犯罪被害者やそのご遺族・ご家族の心の痛みについて考えてみましょう。