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心のバリアフリー推進事業

最終更新日:
(ID:67422)

令和7年度「バリアフルレストラン in くまもと」を開催しました!

 「バリアフルレストラン」とは、車椅子ユーザーが多数派という架空の社会を設定し、天井が低い、椅子がないなど立って歩く人には過ごしにくいレストランでの接客を受ける体験を通じて、「障がい」は個人の心身機能に起因するものではなく、社会や環境によって作り出されているということ(「障がいの社会モデル」という考え方)に気づき、体験者それぞれの「当たり前」を見直すきっかけを提供するプログラムです。


体験の様子・参加者の声

体験の様子

  • 1
(1)導入のエリア
 壁に書かれた事例が「障がい」にあたるか、あたらないかを議論し、自分自身がどのように「障がい」を認識しているかを把握

  • 2
(2)レストランエリア
 天井が低く、椅子もテーブルもないレストランの中で、無意識の中にある偏見や配慮のあり方を体感

  • 4
(2)レストランエリア
 店員役との会話から無意識の偏見について考える

  • 7
(2)レストランエリア
 天井が低く、椅子がないため、腰を曲げて座る場所がなく困っている様子

  • 振り返りゾーンで障がいについて中学生が考えている
(3)振り返りゾーン
 レストランエリアを体験し、最後にもう一度「障がい」について考える

  • 9
(4)気になる木
 振り返り後、自分のことばで気になったことを「きになるき」へ記す

参加者の声

< 小学生 >
    ● 自分の中にある心の障壁(バリア)に気付いた
    ● 当たり前とは何なのかを考えたい
 ● 障がいのある人の話を聞いてみたいと思った

< 中学生 >
    ● 二足歩行障がい者扱いをされて、何もできない人みたいに声をかけられて色んなことをしてくれるのだけど、なぜかうれしくなくて、いつもの生活の中で車椅子の人からしたら、言葉では表すのは難しいけどこんな感じなんだなと思った
    ● 「貴重な体験だった。」と伝えたい

< 高校生 >
 ● 自分の中で勝手に当たり前を決めつけず、多数派を当たり前にしないことが大切だと感じた
 ● 体験を通じて「自分たちの普通」が普通ではないこともあるということを実感できた
 ● 工夫をしていけば、みんなが過ごしやすい社会を実現できるということを伝えたい


開催概要

開催日時

 令和7年11月13日(木曜日)から14日(金曜日)
 ※ 11月13日は「感じる!探究 in 必由館」のブースの1つとして出展しました。

場所

 熊本市立必由館高等学校

参加者

   ・市内小中学校の児童・生徒
   ・必由館高等学校の生徒
   ・その他(関係者等)


熊本市では心のバリアフリーを推進しています

心のバリアフリーとは

 「心のバリアフリー」とは、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです。全ての人々が安心して生活することのできる共生社会を実現するためには、人々の心に存在するバリアを取り除くことが必要不可欠です。

だれもが自分らしくいきいきと生活できるまちの実現のために

 本市では、心のバリアフリー推進事業として、令和6年度から「障がいの社会モデル」を直感的に学べる体験イベント「バリアフルレストラン in くまもと」を開催しています。参加者の声を通じて、多くの皆様に「心のバリアフリー」について知っていただくこと、考えていただくことを目的としています。

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