【ご報告】令和7年度（2025年度）アーティスト・イン・レジデンス交流事業の実施について

最終更新日：2025年12月12日

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～アーティスト・イン・レジデンス・交流事業を実施しました～

1 事業概要

交流都市であるフランス・エクサンプロヴァンス市、京都にあるフランス政府の文化施設であるヴィラ九条山、本市の三者が連携し、「アーティスト・イン・レジデンス交流事業」を今年度初めて実施しました。

ヴィラ九条山でのレジデンス活動を経験したフランス人アーティストを9月からの2か月間熊本市に招聘し、滞在期間中、創作活動だけでなく、地域文化レベルの向上及び国際交流に資するワークショップなどを実施してもらいました。また、事業終了後は、エクサンプロヴァンス市での市民向けワークショップやパフォーマンスなど、熊本での成果発表を行いました。

↑フランス　エクサンプロヴァンス市

↑ヴィラ九条山（京都市内）　　　　　

　　（ロトンドの噴水）　

2　招聘アーティスト

〇氏名：クーシアン・クリコー氏（1975年生まれ）　

〇創作分野：電子音楽（シンセサイザーなどを使った楽曲制作）

〇滞在期間：令和7年（2025年）9月1日（月）～10月30日（木）

〇活動内容：銭湯、市街地、野生生物の鳴き声など地域の自然空間における様々な音を録音し、熊本市内の建築物における共鳴などを活用し、音楽を作りました。また、幅広い分野のアーティストとのコラボレーションを行いました。

〇略歴等：独学の作曲家・演奏家として25年前から活動。パリ国立高等音楽院で2007年までアクースマティック音楽とコンピューター支援作曲（CAC）を専攻。パフォーマンスや即興演奏で高い評価を受けている。これまで50枚を超えるレコードを発表し、10枚近くのアルバムがフランス、英国や日本のレーベルからリリースされ、そのうちのいくつかは映画のサウンドトラック集になっている。