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本日、食中毒発生に伴い飲食店への営業停止処分を行いましたので、お知らせします。
1 概要
令和8年(2026年)3月14日(土)、熊本市内医療機関から下痢症状で受診した患者から、市内飲食店を利用した同一グループ約20人に体調異常があるとの申告があり、食中毒の疑いがあるとして、熊本市保健所に連絡がありました。
調査の結果、3月12日(木)から14日(土)にかけて当該飲食店を利用した少なくとも現時点で14グループのうち34人が、下痢、発熱、嘔吐等の体調異常を呈していることを確認しました。また、有症者全員の共通食は、当該飲食店での食事のみであり、食事以外からの感染を疑う事実は認められませんでした。
有症者及び調理従事者の検便検査の結果、喫食状況や発症状況などから、当該飲食店で提供された食事を原因とする食中毒と断定しました。このため、当該飲食店に対して営業停止を命じました。
2 有症者の状況
(1)発症日時 令和8年(2026年)3月13日(金)15時(初発)
(2)主な症状 下痢、発熱、嘔吐
(3)有症者数 34人(男性16人、女性18人、年齢20歳代~60歳代)※現時点で保健所が確認している有症者数
(4)その他 医療機関受診者15人(入院者0名)
3 原因食品 3月12日(木)から14日(土)の当該飲食店で提供された食事
4 病因物質 ノロウイルス
5 原因施設
(1)名称 酒とめし RIKI(さけとめし りき)
(2)業種 飲食店営業
(3)営業者氏名有限会社パワーズ 代表取締役 藤澤 征士郎(ふじさわ せいしろう)
(4)営業所所在地 熊本市中央区花畑町13-10パワーズビル3F
6 措置等
営業停止 令和8年(2026年)3月18日から3月19日の2日間
なお、当該飲食店は、3月15日(日)から営業自粛しています。
【ノロウイルス食中毒の特徴】
・ノロウイルスによる食中毒は、冬季を中心に、1年を通じて発生する。
・ノロウイルスが付着した手で調理をすると、食品がウイルスに汚染され、その食品を食べることにより感染するおそれがある。
・ノロウイルスは非常に感染力が強く、食中毒以外にも、床・ドアノブ・便座などから感染し、大規模な集団感染につながることがある。
【症状】
・潜伏時間は24~48時間。主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱等。
・通常、3日程度で回復するが、持病のある人や乳幼児、高齢者などは、脱水症状を起こしたり、症状が重くなったりすることがあるため注意が必要。
【ノロウイルス食中毒の予防4原則】
★持ち込まない
・腹痛や下痢の症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない。
★つけない
・石けんをよく泡立てて手洗いを行い、2度洗いが効果的。
★やっつける
・食品は中心温度85~90℃で90秒以上の加熱。
・調理器具は85℃以上の熱湯で1分間以上加熱するか、塩素系消毒液に浸して消毒。※消毒用アルコールは効果が不十分。
★ひろげない
・食器や環境などの消毒を徹底する。吐物等を処理時は二次感染対策を。