近年、こどもたちから教職員への暴言・暴力、保護者や地域の方からの過剰な要求により、教職員の心身に被害が生じ、教育活動に支障をきたすといった事案が問題となってます。私たち熊本市教育委員会は、全てのこどもたちが安心して学び、教職員も安心して教育に専念できる「安全・安心な学校」を作ることを重要な使命と考えております。そこで、こどもたちから教職員への暴言・暴力に対する対応についてご理解いただきたい事項、学校や園へのご意見・ご要望に際してご配慮をいただきたい事項をまとめました。
こどもたちから教職員への暴言・暴力に対する対応についてご理解いただきたい事項
- 日ごろから各ご家庭で、相手がこどもでも大人でも、人を傷つける行為はいけないことを話し、暴言・暴力を行った場合には、自身のいけなかった行為について振り返らせるなど、指導をお願いします。
- こどもによる暴言・暴力などの行為があった場合には、他のこどもたちや教職員の安全を守るために、落ち着くまで体を押さえるなどして制止し、必要に応じて厳しく指導をすることがあります。こうした場合は体罰には当たりませんので、ご理解とご協力をお願いします。
- 他のこどもや教職員にけがを負わせるような行為や物を壊す行為などがあった場合には、必要に応じ警察に通報したり、児童相談所等の外部機関と連携したりして対応を行います。
学校や園へのご意見・ご要望に際してご配慮をいただきたい事項
- 面談は、あらかじめ日時を調整した上、原則として校内で実施します。
- 面談は、原則として平日の放課後に実施させていただきます。
- 面談時間は、1回当たりおおむね30分以内を目安とさせていただきます。
- 面談の内容については、正確な記録と適切な対応のため録音させていただきます。
- 学校・園への連絡は、原則として教職員の勤務時間内にしていただきますようお願いします(教職員の勤務時間は、学校・園ごとに異なりますので、各学校または園へご確認ください。)。
カスタマーハラスメントにあたる行為が確認された場合
熊本市教育委員会は、保護者や地域の皆さまからの意見、要望、苦情などの要求のうち、その内容や要求の手段・態様が、社会通念に照らして著しく不適切なものであって、教職員の勤務に支障を来すものを「カスタマーハラスメント」と定めました。万が一カスタマーハラスメントにあたるような行為が確認された場合には、以下の対応をとることとします。
- 当該行為の中止を求め、応じていただけない場合は対応を打ち切ります。
- 状況や程度に応じて、警察その他の機関への通報又は相談を行います。なお、教職員の安全を守るため、暴力行為を受けた場合は直ちに警察に通報します。
- 教職員に対する権利侵害が著しい場合や教職員の業務に著しい支障が生じた場合は弁護士に相談し、必要に応じて法的措置をとります。
教職員も応対力の向上に努めます
こどもたちが安心して学校生活を送ることができるために、教育委員会として、教職員の研修等のより一層の充実を図るとともに、体罰・暴言などを行わない学校づくりに努めてまいります。こどもたち一人一人の豊かな成長のためには、学校と保護者の信頼関係が必要不可欠です、不安なことやご心配なことがありましたら、遠慮なく学校や教育委員会へご相談ください。