キャリア教育
キャリア教育は、「児童生徒一人一人の勤労観、職業観を育てる教育」として位置付けられている。将来、社会的自立・職業的自立に向けて、児童生徒の発達段階に応じた職場見学や職場体験、学級における係活動、児童会・生徒会活動などに取り組んでいる。また、キャリア教育で育成を目指す基礎的・汎用的能力を踏まえ、各学校において諸計画等を見直しを行うとともに、キャリア教育で育てたい力を意識した授業づくりを進めている。
キャリア教育担当者会
キャリア教育担当者を対象にした研修会を毎年実施し、担当者としての役割について共通理解を図るとともに、各校の実践にいかすための情報交換の場にしている。令和5年度(2023年度)は、筑波大学の藤田晃之教授を講師に招き、キャリア教育の意義や「キャリア・パスポート」の活用方法についての講話を実施した。令和6年度(2024年度)からは、全国の優れたキャリア教育の実践事例を学ぶ研修を継続して実施し、担当者の資質向上と各校における取組の充実を図っている。
研修に参加した担当者からは、キャリア教育の意義への理解が深まるとともに、「キャリア・パスポート」を積極的に活用しようとする意識が高まったとの声が寄せられており、各校における実践の充実につながっている。
ナイストライ事業
心身ともに大きく成長する中学生の時期に、地域や自然の中での職場体験をはじめとする様々な体験活動を通して、こどもの勤労観・職業観や感謝する心などの豊かな心を育むとともに、主体的・実践的な態度を養い、「生きる力」の育成を図る。また、本事業を通して、地域で生活する人々の生き方に学びながら、学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割と責任を自覚し、三者が連携して次代を担うこどもを育成する気運を醸成を目指している。
新型コロナウイルス感染症の影響により、事業所での職場体験活動(ナイストライ)を実施できない学校が多かったが、令和6年度(2024年度)からは、清水が丘分校を含む全43校において事業所訪問を実施している。
対象
全中学校2年生
活動例
職場体験活動、オンラインでの職業講話及びインタビュー活動(しごとまなびWebライブ)、勤労生産活動、ボランティア・福祉体験活動
活動日数別の事業所訪問実施校数| 年度 | 2日間 | 3日間 | 4日間 | 5日間 | 受入事業所等数 |
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| 令和3年度 | 2 | 1 | 0 | 0 | 約8事業所 |
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| 令和4年度 | 3 | 8 | 0 | 0 | 約200事業所 |
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| 令和5年度 | 3 | 31 | 0 | 0 | 約1,300事業所 |
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| 令和6年度 | 3 | 39 | 0 | 1 | 約1,400事業所 |
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| 令和7年度 | 1 | 42 | 0 | 0 | 約1,800事業所 |
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※令和3・4年度は、事業所における職場体験活動(ナイストライ)をした学校数を掲載している。
※そのほかの学校では、ICT等を活用した職業観・勤労観を高める活動や、学校での代替活動を実施した。
勤労体験学習
児童生徒が勤労を重んじ、自己実現の力と社会に貢献できる力を培っていけるように勤労体験学習を奨励しており、各学校の創意工夫により、様々な体験活動を展開している。
活動例
米・野菜等の農作物や花の栽培、果物の収穫、一人一鉢運動、生き物の飼育、校区・地域の清掃活動、除草作業、緑化活動
実施校数
令和7年度(2025年度):小学校88校、中学校31校(分校1校を含む)、特別支援学校1校
自然体験関連の活動
校外の豊かな自然に触れる体験を通して、学校における学習活動を充実・発展させることをねらいとして、遠足や野外活動、集団宿泊などの自然体験活動に取り組んでいる。教科や道徳、特別活動、総合的な学習の時間等と関連させながら、地域の人材や施設を活かし、総合的・横断的に行っている。