学校内外におけるこどもの安全確保を図るため、家庭や地域及び関係機関等と連携して、こどもが安全に安心して過ごせる環境整備を進めるとともに、安全教育の充実を図る。
安全教育
児童生徒が自他の生命を尊重し、日常生活全般における安全のために必要な事柄を実践的に理解し、生涯を通じて安全な生活を送ることができるような態度や能力を養う。
- 生活安全、交通安全、災害安全の指導に関する学習
- 不審者に対する指導の徹底
- 危険予測学習や実効性のある避難訓練を通して「自分の命は自分で守る」ことのできる児童生徒の育成
こどもひなんの家
児童生徒が不審者から声をかけられたり、追いかけられたりした場合に、助けを求めて避難できるよう、学校とPTAが連携して地域の住民や店舗等の協力を得て「こどもひなんの家」を設置している。児童生徒への設置箇所の周知、緊急時の利用方法の指導を図る。
設置数 5,351箇所(令和7年度末現在)
学校(園)へのAED設置
児童生徒等の突発的な事故による突然の心停止に備えるため、AED(自動体外式除細動器)を幼稚園、小・中学校、高等学校及び特別支援学校に設置している。
設置台数 305台(令和7年度末現在)
学校安全対策協議会
地域ぐるみでこどもの安全を守る取組の一つとして、各学校・園に学校、PTA、警察、防犯協会、交通安全協会等で構成された「学校安全対策協議会」等が設置されている。各協議会等においては、地域や学校の実情に応じて、下校時間帯における地域防犯パトロールの実施や危険箇所の確認などの活動が行われている。
通学路の安全点検
通学路の交通安全確保策を講じるため、平成26年度に関係機関の警察署や道路管理者等と連携して策定した『熊本市通学路交通安全プログラム』に基づき、毎年、合同点検を実施している。
合同点検は、平成26~28年の3年間で熊本市立小学校全校の合同安全点検を行い、平成29~令和3年度の5年間で2巡目の点検を実施した。令和4年度からは3巡目の点検を実施している。
令和3年度には、千葉県八街市で下校中の児童が巻き込まれた事故を受け、国が示す要領等に沿って、全92校を対象に合同点検を実施した。
また、国が策定した「登下校防犯プラン」等をもとに、警察などの関係機関と連携し、平成30年度(2018年度)以降、通学路の合同点検と併せて防犯点検も実施している。
緊急用携帯電話の配備
各学校(園)に、水泳の授業時における緊急連絡用として緊急連絡用携帯電話を配備している。その他、学校行事や校外活動などにおける事故発生時などの緊急連絡用としても活用している。
災害安全
学校における危機管理体制の充実を図るため、平成28年熊本地震の教訓を踏まえ、「危機管理マニュアル作成の手引き」を改訂し、毎年度各学校(園)における危機管理マニュアルの見直しと修正を行うように周知している。また、学校安全担当者等を対象として学校安全教育研修会を実施し、安全計画に基づく体系的な防災教育の推進を図っている。なお、今後も確実な危機管理マニュアルの見直し、修正と防災教育の実施の推進を図っていく。
市立全小学校への緊急連絡アプリの導入
不審者の侵入や事故など有事の際、児童の安全を確保するため、教職員が持つiPad端末を活用した緊急連絡アプリを開発し、学校における安全対策の強化を図っている。
システム概要
校内への不審者侵入時などによる緊急情報を、iPad端末を使用して校内の全教職員に同時に知らせるとともに、管理職等からの指示を確実に伝達し、危機管理マニュアルに基づき児童の安全確保と避難誘導に繋げることができるアプリを開発し、導入している。
学校防犯カメラの設置
学校における児童生徒の安全確保及び防犯対策の強化のため、令和3年度から防犯カメラの整備を計画的に進め、全ての市立幼・小・中学校への設置を完了した。現在は適切な維持管理及び運用を通じて、安全・安心な学校づくりを推進している。
※各学校の立地状況等により校門、通用門、昇降口等に設置している。