熊本県内では現在のところアライグマによる被害は確認されていませんが、アライグマは適応能力が高く、日本の野外には天敵となる生物がいないため、一旦定着するとどんどん増えて、今後農作物・生活環境・生態系へ被害を及ぼすおそれがあります。
本市では平成25年7月に「熊本市アライグマ防除実施計画書」を策定し、アライグマ勉強会・防除講習会の開催、アライグマ生息状況調査など、アライグマの早期発見・早期対策を目的とした取組を行っています。
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防除講習会の様子(令和2年1月・第2回) |
アライグマによる被害の早期発見を目的として、農業生産者や有害鳥獣捕獲団体の方を対象に、アライグマの見分け方やアライグマによる被害についての勉強会を開催しました。 平成29年度 平成29年11月(第1回):参加者 19人
平成29年12月(第2回):参加者 21人
また、アライグマの捕獲従事者の育成と効果的な捕獲を目的として、アライグマの生態や捕獲方法の講義を中心とした防除講習会を開催しました。
平成30年度 平成30年2月(第1回):参加者 33人
令和元年度 令和2年1月(第1回):参加者 21人
令和2年1月(第2回):参加者 31人
令和2年度 令和2年6月(第1回):参加者 10人
令和2年7月(第2回):参加者 42人
令和4年度 令和5年3月(第1回):参加者 15人
令和5年3月(第2回):参加者 31人