山本の地名の由来は、大字山本が山本郡の発祥の地であったことから、山本村の村名がつけられたものと伝えられています。
現在では「植木すいか」の名は全国に知れ渡るところとなっていますが、連作のできない直播栽培から、失敗を繰り返しながら連作可能な接木栽培への育苗管理技術を確立させたのは、昭和30年代の山本校区の生産者の人たちです。
農業主体の地域であり、農業の形態は、施設園芸(すいか、メロン、長なす、きゅうり、苦瓜等)、水稲などが中心となっています。
校区内には種田山頭火が堂守を務めていた味取観音瑞泉寺などもあり、清水甲地区の菅原神社(御手洗さん)の神楽や、正院神社の「正院まつり」など、伝統文化を引き継ぐことで、地域に親睦と融和を醸成させています。
地元の青年団が行っていた校区夏祭りは、少子高齢化の流れで12年の間休止となっていましたが平成26年に地元有志により復活し、大盛況となりました。