フッ化物洗口とは
フッ化物洗口とは、適量のフッ化物(フッ化ナトリウム)が入った洗口液を口に含み、ブクブクうがいをするむし歯予防法です。熊本市では、子どものむし歯予防対策として、保育所や小学校などにおいてフッ化物洗口に取り組んでいます。
- 【実施方法】
- 4~5歳児(保育所等)は250ppmの濃度で週5回、小学生は900ppmの濃度で週1回、フッ化物洗口液を口に含み、音楽に合わせて約1分間ブクブクうがいをします。
※フッ化物洗口を希望しない児については、水道水で同様にうがいをする施設もあります。
【フッ化物が効果的な3つの理由】
(1) フッ化物が歯に取り込まれ、歯の質を強く丈夫にします。
(2) むし歯菌の働きを弱めます。
(3) 再石灰化を促進し、初期むし歯を修復します。
※フッ化物洗口に関する詳細情報については 厚生労働省e-ヘルスネット「フッ化物洗口」(外部リンク) をご参照ください。
また、子どもたちのむし歯の予防には、フッ化物の利用だけでなく、糖分の摂取回数を控えること、歯間部清掃補助道具を使用した丁寧な歯みがきの実践、かかりつけ歯科医での歯科健診の受診も必要です。
保護者の皆さまへ
フッ化物洗口に参加するためには、各施設・各小学校(※)から配布される申込書を提出していただく必要があります。各施設・各小学校からのお知らせをお待ちください。
※洗口を実施していない園・学校があります。
フッ化物洗口について詳しくは、下記の資料及び動画をご覧ください。
フッ化物洗口Q&A
(PDF:2.52メガバイト)
動画:フッ化物洗口説明動画「フッ化物洗口でむし歯予防」(約4分)