熊本市川尻地区の歴史を活かした町並みづくり事業
国指定史跡や歴史的建造物が多く残る川尻地区において、市が地域と協働で検討し、平成27年(2015年)3月に「川尻地区の歴史を活かした町並みづくりガイドライン」を策定しました。町屋等の保存活用を行うことで、川尻地区の歴史を活かした町並みづくりを進めていきます。
町並みづくりガイドラインとは、町並みづくりの基本方針をはじめ、町屋や一般建造物等の保存・修景基準を定めるなど、川尻地区の町並みづくりの指針としてまとめたものです。
川尻地区の歴史や文化を踏まえた町並みづくりの方向性を明らかにし、町屋などの歴史的な建造物の特徴を紹介することにより、修景の基準を示しています。
川尻地区の歴史を活かした町並みづくりガイドライン(全文) (PDF:6.08メガバイト)
表紙・目次 (PDF:407.3キロバイト)
各町内単位又は各通り単位で、町並みづくりに関する情報の共有を進め、所有者等の多数の合意により川尻地区の「町並みガイドライン」を基にした「町並み協定」を締結します。
「町並み協定」は、地域の皆さんが自主的に結ぶ協定であり、町並み協定が締結された地区を「町並み協定地区」として市長が認定します。
町並みづくり助成事業
川尻地区の町並み協定地区内において、町屋等の伝統的様式建造物及び一般建造物の保存及び修景工事を行う方に対して、「熊本市川尻地区の歴史を活かした町並みづくり助成金交付要綱」に基づき助成金を交付します。
助成率・上限額・助成対象行為
対象物 |
助成対象行為 |
助成率 |
助成限度額 |
伝統的様式建造物 |
外観部分の保存・修景のための設計・工事 |
1/2 |
300万円 |
一般建造物 |
外観部分の修景のための設計・工事 |
1/2 |
150万円 |
助成対象事業の募集について
令和5年度(2023年度)募集は、令和5年(2023年)5月8日(月)~令和5年(2023年)12月22日(金)となっております。
※ただし、予算が満了した時点で終了となります。
提出書類一式を、都市デザイン課窓口へ直接持参していただくか郵送してください。
●提出書類
(1)位置図(建物の場所がわかるもの)
(2)写真(建物及び周辺の状況がわかるもの)
(3)現況図及び改修計画図(配置図、平面図、立面図、屋根伏図、仕上表など、工事内容及び範囲が明確なもの)
(4)見積書(工事全体及び助成対象工事部分の見積書)※参考様式あり
(5)所有者の同意書(所有者以外の方が応募する場合)
(6)建築年代が分かる書類(町屋等の場合、登記簿謄本又は資産証明書等)
【参考様式1】 見積書(工事全体) (エクセル:41キロバイト)
町並みづくり助成事業実績
※この事業の財源の一部に「宝くじの収益金」が 充てられています。