自立支援型地域ケア会議助言者意見交換会開催(南区)
令和7年2月13日(木)に、南区役所隣のアスパル富合研修室で、助言者意見交換会を開催しました。
自立支援型地域ケア会議とは、リハビリテーション専門職や栄養士、歯科医師、歯科衛生士、薬剤師などの専門職が、ケアマネージャーに対して、利用者の自立を促すことができるようなケアプランを作成するための助言を行い、高齢者にリエイブル(再びできるようになる)してもらうために実施している会議です。各ささえりあ毎に実施しています。
今回は、その自立支援型地域ケア会議で助言者として参加していただいている皆さんを対象に、意見交換会として研修を開催しました。
内容としては、まずは介護保険課から、自立支援型地域ケア会議の次年度の取組について、今年度からの変更点を中心に説明してもらいました。
次に、自立を促すケアプラン作成のための助言とは何かということを、株式会社ともいきLabo代表取締役北尾昌平様を講師にお招きし、事例を通したグループワークを行いました。講義の中で、対象者の全体像やニーズ、そこから導き出される課題と対応策について検討するときに、マズローの欲求階層モデルやICF(国際生活機能分類)モデルなどのモデルを活用することや、会議資料を読み込むときに、予後予測と本人の意欲や能力、ニーズをとらえることの大切さについて説明がありました。
助言を行うときには、対象者の目標を達成させることができるような助言になっているかという視点で自分自身の助言を振り返ることも重要だと感じました。
北尾先生におかれましては、遠方からお越しいただきありがとうございました。
今回の意見交換会は、南区福祉課の主催で行いましたが、企画・準備・運営の大半を、南区管内ささえりあの主任ケアチームが中心となって行いました。
いつものチームワークを発揮し、準備から運営、片付け撤収までとてもスムーズに行うことができました。
ご協力ありがとうございました。
今回の研修も踏まえて、南区の自立支援型地域ケア会議の内容がますます充実するよう、南区福祉課と南区管内ささえりあ、その他、関係者の皆さまと一緒に協力して取り組んでいきたいと思います。皆さま、今後ともご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
本日参加してくださった助言者の皆さまも、ご参加いただきありがとうございました。
たくさんの助言者の皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。

- 講師の北尾先生は、会場を動き回りながら、軽快でわかりやすく講話をしてくださったので、あっという間に時間が過ぎていきました。

- グループワークは、短時間で活発に意見交換ができるよう、1グループ3~4人でグループを組みました。

最後に、講師の北尾先生とスタッフで集合写真を撮りました。
