令和7年度南区管内子育て支援ネットワーク会 活動報告
子育て支援ネットワークとは
地域の子育て支援にかかわる団体や関係機関が一堂に会し、地域のこどもや子育ての環境について、情報の交換と共有を行い、地域で可能な子育て支援活動の検討や地域の子育てに関する情報発信などに取り組むネットワーク型の組織です。
令和7年度南区管内子育て支援ネットワーク会 活動報告
日時:令和7年6月26日(木曜日) 14時~16時
場所:南区役所3階 大会議室
参加者:
南区管内21校区の子育て支援ネットワークに関わる地域役員37名、南区管内子育てほっとステーション5名、南区管内まちづくりセンター7名、保健師
(1)令和6年度熊本市子育て支援ネットワーク連絡会の報告
令和7年2月14日に開催されました、熊本市子育て支援ネットワーク連絡会の内容について報告いただきました。各区の代表者が出席し、グループワーク形式でそれぞれの区の活動状況について情報交換が行われました。南区からは子育て支援ネットワーク応援事業bouquet(ブーケ)の取り組みについて報告し、他区から関心を示されたとのことでした。
(2)校区活動報告
城南児童館の川端先生から、『中学生と赤ちゃんとその保護者とのふれあい体験』について、発表いただきました。開催のきっかけは、城南地区子育て支援ネットワーク会議(隈庄校区・杉上校区・豊田校区)の中で、「中学校と連携したい」という声が出たことからでした。参加した生徒たちは、赤ちゃんの抱っこ体験のほか、妊婦体験ジャケットを着たり、おなかの中から見た絵本の読み聞かせや妊婦さんの気持ちを聞いたりしました。これからの体験を通して、生徒たちは自分がこれまで育てられてきたことに思いを馳せ、今度は自分たちが子どもたちを支えていきたいという感想もあったそうです。
(3)グループワーク
NPO法人ソナエトコの水野直樹氏をコーディネーターにお迎えし、『大谷翔平選手から学ぶ成長メソッド~曼荼羅図(まんだらず)から次世代のバトン作成!~』をテーマに校区ごとにグループワークを行いました。地域の皆さんが子育て支援としてやってきた活動を8つの外枠に書いた後、真ん中の枠に『これらの活動はどんな願いをこめて実施した活動か』を書き込んでいきました。次のワークでは8つの活動の中から『これから先も伝えていきたい、続けていってほしい』という活動を一つ選び、その活動を実現するために必要なことを書いていきました。できあがった曼荼羅図は、活動を引き継ぐための説明書となり、曼荼羅図から見えてくる団体や人とのつながりはネットワークそのものでした。
〇参加者の皆さんからいただいたアンケートの感想の一部をご紹介します。
・校区でグループワークができて、とても楽しい時間だった。
・他の校区での活動を知るいい機会となった。
・同じ校区の方々とお互いの活動内容や思いを知ることができてよかった。
・子育て支援に関わっている方々の思いはみんな優しくて同じ。それぞれの思いが実現できるといいと思う。
・目標を行動に移すという考え方は参考にしたいと思う。
~校区の皆さんとグループワークの成果物を共有しながら、今後も子育て支援ネットワーク活動を展開していきたいと考えています!~
南区管内子育て支援ネットワーク応援事業bouquet(ブーケ)について
子育て支援ネットワークの活動をしようと思ったけれど、どんなふうに始めたらいいのか、なにから始めていいのか等、悩みや困りがあったり、活動をより活性化させたい南区管内の地域に対し、子育てに関する情報共有や子育て支援活動のための講師派遣についてサポートしている事業です。事業の詳細については、お気軽に南区保健こども課にお尋ねください。


校区ごとで子育て支援活動について振り返り、今後も続けていってほしい活動について意見を出し合いました!