後期高齢者医療制度では、令和6年度後期高齢者健診を実施しています。
詳しくは、 令和6年度後期高齢者健診受診券同封文書 (PDF:360.5キロバイト)をご覧ください。
年度に1度健診を受け、健康な毎日を送りましょう!
(1)対象者
後期高齢者医療制度に加入されている方
(2)健診実施期間
令和6年(2024年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日
(3)自己負担額
800円
後期高齢者健診の受診券は、次のとおり発送します。下記のいずれにも該当されない方は、お申し込み後に随時発行します。
(1) 令和6年度末の年齢が76歳から79歳の方・・・令和6年3月末に発送
(2) 前年度に特定健診・後期高齢者健診・後期高齢者口腔健診のいずれかを受診された方・・・令和6年3月末から令和6年7月末に発送
(3) 令和6年度の誕生日で75歳になった方、年度途中に後期高齢者医療保険に加入された方・・・加入の確認後、順次発送
※年度途中で後期高齢者医療保険に加入された方へ
後期高齢者医療保険の加入前に特定健診を受診された方は、同年度内に後期高齢者健診は受診できませんが、健診結果の確認に時間を要するため行き違いで受診券を送付してしまうことがあります。重複受診にお気をつけください。
【受診券の発行を希望される方、受診券を紛失された方へ】
下記のいずれかの方法で受診券の新規発行、再発行の申し込みができます。
(1) 電話で申し込む
熊本市コールセンター(ひごまるコール)へお電話ください。
ひごまるコール 電話:096-334-1507(健診専用) 朝8時~夜8時まで年中無休
(2) オンラインで申し込む
下記のリンク先をクリックすると、受診券申込入力画面になります
◇後期高齢者健診申し込み(外部リンク)
(3) 窓口で申し込む
各区役所の区民課(国保年金班)の窓口へ、保険証や免許証、マイナンバーカードなどの身分証明書をお持ちになりお手続きをお願いします。
代理申請の場合は、代理の方の身分証明書をお持ちください。受診券の受け取りは、代理人が本人と同一世帯の場合に限ります。
別世帯の方が申請された場合は、本人へ郵送します。
後期高齢者健診受診の流れ(個別健診、集団健診)
1 受診券の受け取り
受診券は薄いピンク色の封筒でお届けします。
・受診券(体と歯の受診券があります)
・健康診査実施機関一覧
・歯科口腔健康診査実施機関一覧
・ご案内文書
2 受診方法を選ぶ
体の健診は、医療機関で個別に受診する方法と、集団健診で受診する方法があります。
【医療機関で受診する場合】
健康診査実施機関一覧から利用したい医療機関を選んでください。
医療機関によっては予約が必要な場合もありますので、事前に医療機関にお問い合わせをお願いします。
【集団健診で受診する場合】 集団健診は予約制です。日程表に記載の申込先にお電話をお願いします。
(会場によって申込先が異なりますのでご注意ください)
3 健診を受診する
(1)受診時に必要なもの
・後期高齢者健康診査受診券(「体」の印字があるもの)
・後期高齢者医療保険被保険者証
・自己負担額 800円
(2)受診するときの注意事項
・正確な検査をするために、健診の前日は飲酒や激しい運動を控え、空腹状態(できるだけ10時間以上飲食しない)で受診しましょう。
・後期高齢者健診の受診券は年度内に1回のみ利用できます。年度の途中で後期高齢者医療保険に加入された方は、加入前に特定健康診査の受診券を利用していないかご注意ください。
(3)健診項目
問診 |
病歴・服薬歴・喫煙習慣 |
身体診察 |
|
身体測定 |
身長・体重・BMI |
血圧測定 |
収縮期血圧・拡張期血圧 |
血中脂質検査 |
中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール |
血糖検査 |
空腹時血糖・ヘモグロビンA1c |
肝機能検査 |
AST・ALT・γ-GTP |
腎機能等検査 |
血清クレアチニン・血清尿酸 |
尿検査 |
尿中の糖および蛋白の有無・潜血 |
貧血検査 |
赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値 |
詳細な健診の項目・・・心電図検査・眼底検査
※詳細な健診は、医師の判断で追加されます。
4 受診した医療機関から健診結果を聞く
健診結果は、健診実施機関から説明がある場合と郵送の場合があります。
人間ドック受診時に受診券が使えます
人間ドックをご希望の方は、医療機関へ受診券を提示することで、後期高齢者健康診査分の費用(約7,000円)の割引があります。
利用できる医療機関が限られています。ご希望の方は、健康診査実施機関一覧の医療機関名が灰色で塗られている機関にお尋ねください。
※事前に必ず実施医療機関にお申し出ください。
※人間ドック受診の際は、受診券と保険証を実施機関窓口へ提示してください。
※人間ドックで受診券を利用した場合は、同じ年度内は後期高齢者健康診査を受診することはできません。
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健診後の支援について
熊本市では後期高齢者健診の受診結果に応じて、関係機関と連携して医療機関への受診のご案内や介護予防事業の利用のお勧めをしています。
何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
生活習慣病の重症化が心配される方(例:血糖高値、血圧高値、腎機能値低下など…)
医療専門職が家庭訪問や電話にて日々の食事や運動などの生活習慣や医療機関への受診状況等についてお伺いし、健康に関するアドバイスや情報提供を行います。
医療専門職は熊本市国保年金課が契約している以下の委託業者から派遣します。
<委託業者> 株式会社 日本医事保険教育協会
<住所> 〒860-0804 熊本県熊本市中央区辛島町3番20号
本業務に関するお問い合わせは0120-962-025(フリーコール)にお電話ください。
※受付時間:平日 午前9時~午後5時まで
フレイルのリスクが高い方(例:低栄養、口腔機能低下、運動機能低下など…)
要介護状態にならず自立した生活を続けていけるよう、フレイルリスクに応じて運動機能向上プログラム、口腔機能向上プログラム、栄養改善プログラムを組み合わせた介護予防プログラム(短期集中予防サービス)の利用をお勧めします。
※同プログラムは介護保険の要介護認定で「要介護」の認定を受けている方は利用対象外です。類似の支援をご希望される場合は担当のケアマネージャーにご相談ください。
後期高齢者健診で「骨折予防」に取り組みましょう!
後期高齢者健診の検査項目に含まれる「貧血」は「骨折」との関連が高いことが分かっています。
熊本県後期高齢者医療広域連合の分析結果によると、後期高齢者健診の検査項目のうち、骨折と最も関連性が高い項目は貧血(Hb11g/dl以下)で、貧血がある方の骨折率は、貧血がない方に比べると約1.77倍高くなるそうです。(※1)
高齢者が骨折を起こしてしまうと、その後の生活に大きな悪影響を及ぼすことが多いです。
熊本市の後期高齢者の健康データを見ると、5人に1人が骨折しており(※2)、疾病別にみたときに最も医療費がかかっている疾病は「骨折」でした(※3)。また、高齢者の介護・介助が必要になった主な要因の第2位は「骨折・転倒」でした。(※4)
こうした結果から、熊本市では「骨折」を高齢者の健康課題の1つとして捉えています。
骨折予防のためにも、ぜひ後期高齢者健診を年度に1回受診しましょう。
以下の骨折予防啓発リーフレットもご覧ください。
【参考データ元】