第5回 “第8回西区金峰山エリアまちづくり事業実行委員会企画部会”
令和6年2月29日(木)に、河内公民館で開催された“西区金峰山エリアまちづくり事業実行委員会企画部会”において、河内校区及び芳野校区自治協議会長や西区金峰山エリアまちづくり実行委員会の若手メンバーで構成される企画部会の方々と河内・芳野地区のまちづくりについてお話ししました。
当日は、2月10日に開催された「かわち冬まつり」の振り返りと新年度のまちづくり事業について企画部会で検討が行われ、ひきつづき西区長との意見交換となりました。
ノリ養殖を営むメンバーからは、有明海沿岸地域以外の西区の小学生に出前講座等を開催し、地域産業であるノリ養殖を知ってもらう機会を作りたいとの意見がありました。地域でダンス講師として活躍されている方からは、神楽など伝統文化を維持、継承していく支援制度についてお尋ねがありました。また、みかん農業を営む委員から、河内公民館周辺未利用地の活用推進への要望がありました。
区長からは、それぞれのご意見や要望に対して担当窓口へのつなぎや利活用の検討状況について、今後対応をしていく旨をお伝えいたしました。
意見交換実施後に、つぎのとおり対応しております。
ご意見のうちノリ養殖に関する出前講座については、熊本県有明地区漁業士会事務局に開催要望をお伝えし、令和6年度より開催する方向で調整を進めています。
伝統文化の支援については、熊本市文化政策課を窓口としてご案内いたしました。
公民館周辺の未利用地利用については、市役所内部の検討会にて公民館周辺の多様なニーズやアクセス面を考慮し、将来を見据え検討を継続しているところです。
ご参加の皆様、ご協力ありがとうございました。
まずは、城西校区自治協議会桝隅会長から、城西校区の特色やこれまでの取組の紹介がありました。立地が市の中心にありながら自然に恵まれていることから、校区のウォーキングイベント、町内の祭りなど地域住民の交流機会が多い一方で、坂道が多く高齢者に負担があることやマンションが建設され以前よりも住民間の絆が薄れている印象があることなどの説明がありました。
西区長からは、西区の最近の取組として河内・芳野地区で地域おこし協力隊が活動を開始していることや西区(サイク)リングのまちづくりを紹介するとともに、城西校区に対しては、釣耕園や叢桂園などの文化遺産や水遺産といった都心に近いながら地域のお宝が多いことに触れ、観光部門と連携しながら魅力を発信していく必要性をお伝えしました。
地域の皆さんからは、空き家の増加や一人暮らしの増加、子育て環境の魅力向上や、公共交通機関の利便性に関するご意見が出ました。地域コミュニティの拠点となるコミュニティセンターの運営に関して、指定管理者である運営員会から地域を超えた情報交換の要望があり、これに対しては行政として交流の機会を考えていくことをお答えしています。
このほか、学校部活動に関することや新設道路の話題など活発なご意見があり、地域活性化への関心の高さを実感したところです。
城西校区の皆様、ご協力ありがとうございました。